細密な線で思いのままに 大阪・南船場のおばんざい屋店主、西原豊子さんの絵画展

AI要約

大阪・南船場でおばんざいを提供する飲食店の店主で、細密な線の表現で描く画家、西原豊子さんによる個展「えがをのひとまわり展」が開催される。

西原豊子さんは、11年前に絵を描くことに没頭し、自由な作風で注目を集めている。

個展では、人や動物がうごめく様を描いた作品など約30点が展示される。

細密な線で思いのままに 大阪・南船場のおばんざい屋店主、西原豊子さんの絵画展

大阪・南船場でおばんざいを提供する飲食店の店主で、細密な線の表現で描く画家、西原豊子さん(アーティスト名=Egawo)による個展「えがをのひとまわり展」が21、22両日、大阪・東心斎橋のギャラリーキャナル長堀で開かれる。

山口県美祢(みね)市出身。大阪市内の印刷会社に勤めていた11年前、余り紙に「遊びがてら描いていた」ことが絵にのめり込むきっかけに。もともとデザイン分野に関心があったが、子育ても落ち着き、49歳で本格的に描き始めた。平成29年には自由な公募展「ZERO展」で新人賞を受賞した。

構図を決めず、下書きもしない。思いのままにペンを操り、板に、楽器にと何にでも描く。個展では、キャンバスに人や動物がうごめく様を描いた作品など自身の店にも飾る自由な作風の約30点を並べる。

西原さんは「没頭して絵を描くと嫌なことを忘れられる。見た人それぞれの感性で絵を楽しんでもらえたら」と話す。個展は両日とも正午~午後6時。問い合わせは同ギャラリー(06・6251・6198)。