「荷物が軽く感じられる裏ワザ」 コツは重いものを入れる位置 ホームセンターが伝授
バックパックの荷物の入れ方を工夫すると、重さを感じにくくなるテクニックについて紹介されています。
重い物を背中に近い高い位置に配置することで、体の安定性が保たれ、負担が小さく感じられるようです。
この方法は非常用持ち出し袋にも応用できるため、避難時の準備にも役立ちそうです。
移動が多い出張や旅行で大活躍するのがバックパック。しかし、ずっと背負っていると重さを感じ、負担になります。実は、荷物の入れ方をひと工夫するだけで負荷が減るそう。ホームセンター・カインズの公式X(ツイッター)アカウントの「となりのカインズさん(カインズ公式)」(@cainz_san)が、そのコツを紹介し注目を集めています。
◇ ◇ ◇
登山をする人ならご存じかもしれませんが、バックパックを詰めるときは入れる順番や位置を工夫すると、重量は同じでも軽く感じられます。同アカウントは「出張や旅行の荷物が軽く感じられる裏ワザなのですが」と、そのテクニックを紹介しました。
投稿には、A~Dのアルファベットでそれぞれの荷物をグループ分けし、バックパックに対してどの位置にあると良いのかが、ひと目でわかる画像も添えられています。
A:重い物やよく取り出す物
B:軽い物、使う可能性のある物
C:軽い物、使う可能性のない物
D:パソコンなどの重量物
C→B→Aの順番でバックパックに詰めていき、DはCよりも上の背面に近い場所に入れます。
重いものは下に入れたほうが安定するのでは? と考えがちです。しかし、大事なのは体と荷物、それぞれの重心の位置。高い位置かつ背中に近い位置に重いものを配置すると、体の重心の上部に荷物の重心がくるため体が揺さぶられにくくなり、負担が小さく感じられるようです。
この方法は、さまざまな物を入れておきたい非常用持ち出し袋にも応用できそう。重すぎると避難に支障が出るため、この機会に詰め直しをして、いつでも持ち出せる重さになっているかも確認したいですね。