熱海市で35年ぶりの銭湯「渚ゆ」10月中旬開業。昭和レトロな渚町エリア

AI要約

マチモリ不動産と社machimori(マチモリ)は、35年ぶりの銭湯「渚ゆ」を熱海市にオープンする。

渚ゆは会員制の銭湯で、昭和の風情を残す渚町エリアの未活用物件をリノベーションしたもの。

月極利用や単発利用が可能で、入浴料金やアメニティなども詳細に記載されている。

熱海市で35年ぶりの銭湯「渚ゆ」10月中旬開業。昭和レトロな渚町エリア

 マチモリ不動産と社machimori(マチモリ)は、熱海市で35年ぶりとなる銭湯「渚ゆ」(静岡県熱海市渚町16-7)を10月中旬に開業する。これに先立ち公式Webサイトを開設し、月極利用および単発利用の近隣住民の一般会員を9月21日から募集する。

 渚ゆは、昭和の風情が残る渚町エリアの未活用物件をリノベーションした会員制銭湯。自宅に温泉を引けるようになったことで昔よりも数が少なくなった熱海の公衆浴場だが、共同浴場があった時代の「風呂なし住居」が今も空き家として多く残る。これを活かし、熱海の暮らしを感じられるスポットとして、観光客も地元民も気軽に利用できる温泉を目指すという。

 基本は会員制だが単発利用も可能で、入浴料金は大人1000円、12才未満500円。一般会員は、月極7500円、単発利用の近隣住民は一律500円。

 お湯は近くの温泉管から渚湯貯湯槽の温泉を引いたもので、湯船は男女1つずつ、洗い場は男女2つずつ設置。アメニティはシャンプー、ボディーソープ、コンディショナーを備え、タオルは200円で販売する(バスタオルは要持参)。

 浴場には、アートディレクター・小杉幸一氏による壁画を描く。山と海に囲まれた熱海・渚エリアで湯を楽しむ人々をイメージしており、ロゴアートは銭湯内のサインやグッズにも使用する。