「つぶつぶアート」画家12歳Conocaちゃんの貴重な幼少期の作品が見られる!わが子の才能を引き出すきっかけになる特別展「千葉心花 Conoca 個展」を富山で開催

AI要約

富山県の朝日町立ふるさと美術館で開催中の特別展『千葉心花(Conoca)個展 【C.C summer 2024】』は、中学一年生のスーパー・ジュニア・アーティストConocaさんの作品を楽しめる貴重な機会であり、子どもたちや親御さんにとっても鑑賞価値が高い。

Conocaさんの作品群は、最新作から幼少期の「お絵描き」まで多彩に展示され、子どもの才能を引き出すヒントや親のサポートの重要性を示す内容となっている。

親子で楽しめる展示内容から、子どもの才能を肯定し、伸ばす親の姿勢について考えさせられる。また、Conocaさんの作品には心を揺さぶる魅力があり、親子でアートを通じてつながる喜びが感じられる。

「つぶつぶアート」画家12歳Conocaちゃんの貴重な幼少期の作品が見られる!わが子の才能を引き出すきっかけになる特別展「千葉心花 Conoca 個展」を富山で開催

富山県の朝日町立ふるさと美術館では、特別展『千葉心花(Conoca)個展 【C.C summer 2024】』を開催しています。

この個展の作者Conocaさんは、独自の技法「つぶつぶアート」を確立したスーパー・ジュニア・アーティストと評される中学一年生。

子どもにとっては、同世代のアーティストが描いたアート作品を、美術館の展示作品として楽しめるユニークな機会です。

普段、アートに興味を示さない子どもにも、年齢的な近さと親近感が、もしかすると取っ掛かりになるかもしれません。

一方で、今回の特別展を企画した同館学芸員の島瑞穂さんは、子育て中の親御さんにもぜひ鑑賞してほしいと語ります。

その言葉の背景には一体、どういった狙いが込められているのでしょうか。

朝日町立ふるさと美術館の特別展『千葉心花(Conoca)個展 【C.C summer 2024】』では、今回の個展のために描き下ろしたConocaさんの最新の作品が惜しみなく展示されています。

加えて、彼女の幼い頃の「お絵描き」が、作風を成長・発展させ徐々に「作品」になっていく過程の作品群も、大きな展示空間を存分に生かして展示されています。

親御さんにも見てほしいと学芸員の島さんが語る理由は、この一連の作品群が、子どもに眠っている才能をいかに引き出すかのヒントになるから。

さらに、きっかけさえ与えれば子どもの才能は、大人の想像を超えるスピードで一気に花開くと知る糸口にもなってくれるからなのですね。

もちろん、学芸員の島さんは、Conocaさんに備わる特殊な絵画の才能を否定しているわけではありません。

「余白の取り方、構成、色のセンス、写実(デッサン)などには、ナチュラルに持ったもの、素晴らしい才能があると思います。

賢いなと思いますし、受け手の感情を読む客観的な視点も秀でていると思います」

しかし同時に、彼女の作品について「特殊能力で描かれたものでは決してないと思います」とも語ります。

彼女の作風が変化していく後ろ側には、お母さんのサポートと受容の姿勢があったと考えられるのだとか。

もちろん、Conocaさんのような才能はどんな子にもあり、その才能をおおらかに認め、引き出してあげる親の姿勢があれば、年齢に関係なく才能は一気に開花する可能性があります。

独自の技法「つぶつぶアート」を確立する前の彼女の初期作品を含めた展示内容から、そんな気付きを親御さんに持って帰ってもらいたいと学芸員の島さんは語っていました。

現に、今回の展示に、小学4年生と2年生の子どもを取材に同行させた筆者も「すごーい」と純粋に絵画を楽しんでいる娘たちの様子を見ながら、わが子の中に眠っている(はずの)さまざまな才能を手放しに肯定したい気持ちになりました。

それくらい、Conocaさんの作品には心を動かす何かがあり、同時に、子育て中の親のサポートがどれだけ大切なのかを学べる展示内容になっているのですね。