スパイバーが世界のカシミヤの20%を生産する紡績会社とパートナーシップを締結

AI要約

スパイバー(Spiber)が中国のコンサイニー・グループ(Consinee Group)とパートナーシップ締結し、高級ニットウェアや糸開発を進める

コンサイニー・グループは高品質な繊維製品を生産しており、特にカシミアの生産量が世界の20%を占めている

パートナーシップにより、コンサイニー・グループはブリュード・プロテイン繊維の開発や持続可能な糸開発に参画し、業界リーダーを目指す

スパイバーが世界のカシミヤの20%を生産する紡績会社とパートナーシップを締結

 人工構造タンパク質素材「ブリュード・プロテイン(Brewed Protein)繊維」の開発と展開を進めるスパイバー(Spiber)が、カシミヤをはじめとする高級ニットウェアや布帛衣料用途の高級糸開発を行う中国のコンサイニー・グループ(Consinee Group)とのパートナーシップ締結を9月12日に発表した。

 コンサイニー・グループは、1999年に中国・寧波で設立。カシミアなどの天然繊維を主原料とする高品質の糸と生地を年間約1

万トン生産・販売しており、中でもカシミアは世界の生産量の約20%を占めている。

 パートナーシップ締結によって、コンサイニー・グループがブリュード・プロテイン繊維の開発、販売に参画。今後は、最高水準の品質の糸を開発し、持続可能な未来に向けて業界をリードしていくことを目指すとしている。