大阪・道頓堀「中座くいだおれビル」、2025年春リニューアル。飲食店など充実した“エンターテインメント空間”を目指す

AI要約

大阪市中央区道頓堀に位置する商業施設「中座くいだおれビル」が2025年春に全面リニューアルを行うため、改装工事を開始した。

かつて芝居小屋「道頓堀五座」の1つ「中座」として賑わっていたビルは、2009年に閉店した飲食店「くいだおれ」の名称を引き継ぎ、大阪のマスコット「くいだおれ太郎」や「道頓堀のお狸様」を展示している。

リニューアルでは、歴史や文化を継承しつつ、飲食店舗や地域コミュニティ活性化を図ることで、道頓堀の情緒と体験価値を高めるエンターテインメント空間を目指している。

大阪・道頓堀「中座くいだおれビル」、2025年春リニューアル。飲食店など充実した“エンターテインメント空間”を目指す

 商業施設「中座くいだおれビル」(大阪市中央区道頓堀1-7-21)は、2025年春の全面リニューアルに向けて、6月1日から改装工事を実施している。

 大阪・道頓堀に位置する、地上6階・地下1階のアミューズメントビル。かつて芝居小屋「道頓堀五座」の1つ「中座」として、多くの演劇や歌舞伎の上演で賑わっていたという。

 その後は再開発を経て、2009年に閉店した飲食店「くいだおれ」の名称を借り受け、大阪のマスコット「くいだおれ太郎」も同ビルに移設。芝衛門狸の伝説にちなみ、高さ約1mの「道頓堀のお狸様」も入り口横に展示している。

 今回のリニューアルでは、中座やくいだおれをはじめとする歴史・文化を継承しながら、飲食店舗や地域コミュニティ活性化を図る店舗を充実させることで、“道頓堀の情緒・体験価値を高めるエンターテインメント空間”を目指す。