悠仁さま18歳に 進学先の選択肢ではない?学習院大 OGは「皇族にとって良い環境」

AI要約

悠仁さまは進学先を模索中で、学習院大学の名前が挙がっていない。

学習院出身者からの声が根強く、その教育の価値が注目されている。

学習院では「正直であれ」という価値観が大切にされてきた。

悠仁さま18歳に 進学先の選択肢ではない?学習院大 OGは「皇族にとって良い環境」

 9月6日に18歳の成年となられた秋篠宮家の長男、悠仁さま。しかし、その話題よりも注目されているようなのが、高校3年生である悠仁さまの「進学先」だ。東京大学などの大学名が取りざたされているが、その中に多くの皇族が通った学習院大学の名前が挙げられていない。親子4代にわたって学習院出身で、『学習院女子と皇室』の著者・藤澤志穂子氏は「悠仁さまにとって、学習院は良い環境」と強調する。

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 悠仁さまは現在、筑波大学付属高校の3年生。来春の進学先が話題になっており、東京大学、筑波大学、東京農業大学、玉川大学、海外ではオックスフォード大学といった大学名がメディアでは飛び交っている。

 しかし、秋篠宮さまと紀子さまの出身校である「学習院大学」の名前は、そこに出てこない。

 これまで、お茶の水女子大学附属幼稚園から小学校、中学校、そして筑波大学付属高校と進学してきた悠仁さま。

 高校生ともなれば、一般的には周囲のアドバイスも聞きながら、自分の進路を自分自身で決めることだろう。それだけに、これまで縁のなかった「学習院」という選択肢は考えにくいかもしれない。

 しかし、学習院のOBやOGの間では「自分の子どもは学習院に入れたい」という声が根強いと、学習院出身の藤澤志穂子氏は話す。

 その理由は、今年3月に学習院大を卒業した天皇、皇后両陛下の長女、愛子さまだという。

「愛子さまが素敵な女性になられた姿を見て、その理由の一つが学習院での教えだと感じたOBやOGがたくさんいます。私も、悠仁さまもせめて初等科だけでも通っていれば、と思うところはありますね」

 

■学習院の教え「正直であれ」

 藤澤氏が学習院OBやOGたちと話すとき、学習院に脈々と受け継がれてきた“言葉”を心に刻んだ卒業生たちが少なくないと感じるという。

 それは「正直であれ」という言葉だ。

 

 学習院は、幕末の京都に設けられた公家の学習所が起源。宮内省所轄の官立学校を経て、戦後に私立学校として再出発した。