ママ友が「PTA割引」でパソコンを安く買ったと言っていました。「PTA役員」になるととても大変ですが、本当にパソコンが安く買えるのでしょうか?

AI要約

PTA役員になるとパソコンを安く購入できる「PTA割引」について調査。

AppleやDellなどの学生・教職員向け割引プログラムについて紹介。

親や学校関係者も学割の対象となるので、条件を確認してお得に購入。

ママ友が「PTA割引」でパソコンを安く買ったと言っていました。「PTA役員」になるととても大変ですが、本当にパソコンが安く買えるのでしょうか?

ママ友が「PTA割引」でパソコンを安く買ったと言っていました。「PTA役員」になるととても大変ですが、本当にパソコンが安く買えるのでしょうか?

PTAとはParent(親)、Teacher(先生)、Association(組織)の略です。親と先生が地域社会と協力しながら、子どもたちの学校生活を充実させることを目的としています。PTAが始まったのは1945年の第二次世界大戦直後であり、アメリカから来た専門家が文部科学省を通じて提言し、日本全土に広がりました。

PTA活動に必要な費用は保護者(会員)から集めた会費でまかなわれており、年度ごとに予算、年間計画が作成されます。年度初めに学校から規約や活動計画が配布されるので、目にしたことがある方も多いでしょう。本来は任意加入の団体ですが、入会の意思を確認せず子どもの入学と同時に自動で加入している方が多いとも言われています。

PTA役員になるとPTA活動全般に携わる仕事を行うため、非常に大変だと言われています。しかし、PTA役員になるとPTA割引を利用して、パソコンを安く購入できるのは本当なのでしょうか。

AppleとDellでは「PTA割引」という名称ではありませんが、学生や教職員、PTAも対象となる割引制度があるため、本項で詳しく解説します。

■Appleの学生・教職員向けストア

Appleでは日本国内の学生・教職員に向けた割引価格制度があります。詳しい条件は次のとおりです。

●大学、高等専門学校、専門学校の学生(入学が決定した生徒含む)

●小、中、高、大学、専門学校の教職員

●PTA役員(選出され活動が決定した方含む)

●大学受験予備校生および教職員

ただし、1年間に購入できる台数に限りがある点に気をつけましょう。

●デスクトップ:1年間に1台まで

●Mac mini:1年間に1台まで

●ノートブック:1年間に1台まで

●iPad:1年間に2台まで

●アクセサリ:学生、教職員価格のアクセサリは1年間に2つまで

割引される価格は製品により異なりますが、定価から約7~15%割引されます。Mac製品を安く購入したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

■Dellの学割

Dellの学割を利用すれば、最大15%オフでパソコンやモニター、Dellの周辺機器が購入できます。学割と名がついていますが、次に挙げる方が対象です。

●小学校、中学校、高等学校、大学、大学院、専門学校の学生、またはその学校に進学が決定した生徒

●大学受験予備校に在籍する学生

●小・中・高・大学・専門学校の教職員

●PTAの役員・委員に在任中の方、もしくは着任予定の方

Dellの「学割お申込フォーム」から教育機関が発行するメールアドレスを入力し、送信すると学割クーポンが発行されます。クーポンは個人向けとなっており、学校名義や法人名義で申し込みをするとキャンセルされる可能性があるため気をつけましょう。

■メーカーの学割は親も対象となるケースが多い

メーカーの学割は学生以外にも子どもを持つ親や、学校の教職員が対象となるケースが多くあります。PTA役員ではなくとも、子どもを持つ親であれば学割対象となる可能性があるため、まずは気になるメーカーの学割の条件をチェックしてみてください。

学割を活用すれば家電量販店のセールやネット回線の契約など、パソコンを購入するタイミングを狙わなくても安く手に入れられます。最新の機種以外の製品であれば、割引率も高くなるケースがあるため、かなり予算をおさえられるでしょう。

メーカーの学割は学生以外にも、子どもを持つ親や学校に務める職員、PTA役員も割引の対象となります。しかし、メーカーによって条件は異なるため、PTAと明記がなければ一度確認を取ってみてください。

本記事で紹介したAppleやDell以外にも、学割を行っているパソコンメーカーは数多くあります。気になるメーカーがあれば、公式サイトをチェックしてみましょう。

出典

デル・テクノロジーズ株式会社 パソコン学割プログラム

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

ファイナンシャルプランナー