「自分が無能すぎてつらい」頑張りたくても頑張れない 離職を繰り返してしまう女性その生活を赤裸々に語る

AI要約

宇野綾さんが社会不適合者としての苦悩をSNSで公開している。挫折を繰り返しながらも再度就職に向けて努力をしている姿勢が垣間見える。

宇野さんは様々な仕事を経験し、精神的につらいと感じた時に辞めることを繰り返してきた。しかし、自分には他人と同じように頑張れる能力がないという気づきを得たことで考え方に変化が見られる。

現在28歳の宇野さんは無職だが、それでも自分のペースで次なる挑戦に向かっていることを示唆している。

「自分が無能すぎてつらい」頑張りたくても頑張れない 離職を繰り返してしまう女性その生活を赤裸々に語る

令和になってより使われるようになった「社会不適合者」という言葉を聞いたことがありますか?

社会不適合者とは一般的に「社会にうまくなじめていない人」のことを指し、辞職や転職を繰り返してしまう傾向があり、社会課題ともされています。

自身のことを社会不適合者としてありのままをさらけ出し、SNSで発信している宇野綾さん。苦悩を抱えメンタルクリニックに通いながら、頑張りたくてもつらくなり、社会で働けていないという現実に立ち向かっています。

何度挫折しても再び就職に挑もうとする姿勢には、どのような思いや考えがあるのかを聞きました。

現在、宇野綾さんは実家暮らしの28歳無職。

初めての仕事は某料理教室でした。大学卒業後に入社して営業と講師を務めていたといいます。

しかし、入社してすぐ営業ノルマのプレッシャーと休憩がないという激務から辞めたいと思うように…。その思いはずっと続き、父親に何度も相談しましたが「3年は働かないとわからない」という理由で反対されていました。

その後、宇野さんは入社3ヶ月で退職をします。

そのときのことを「自分が無能すぎて毎日のように怒られて泣いて…。精神的につらくなって辞めましたが、辞めたときは辞めてよかったと思いました」と振り返りました。

料理教室の仕事を辞めた後、雑貨屋、ホステル、アパレル倉庫、コンビニなどでアルバイト、また派遣で事務職などを経験し、転職を繰り返します。

現在は「どんな仕事もきつくて当たり前だし、みんなそれを乗り越えて今があると思っています。そこで、どうして自分は周りの人と同じように頑張れないんだろうと情けないと思う気持ちもあります。ですが、すべての人間が同じようにつらいことを乗り越えられるメンタルがあるわけではないと思っているので、精神が崩壊するまで無理して働く必要はないと思っている自分もいます」と心の変化について話してくれました。