壁紙サンプルを100枚取り寄せ&22種類採用。どこにいても楽しい家になった

AI要約

新築平屋の家の壁紙選びについて。サンプル100枚以上を取り寄せ、ショールームで実物大を確認して22種類の壁紙を採用。部屋ごとに異なる表情を楽しむ。

壁紙選びの苦労と工夫。制限のない選択肢から絞り込みや、壁紙の実物大サンプルでイメージを確認。色味のトーンを統一してバランスを保つ。

LDKなど各部屋で異なる壁紙を採用し、統一感と個性を両立。色調や空間区分を工夫して、暮らしやすいインテリアを実現。

壁紙サンプルを100枚取り寄せ&22種類採用。どこにいても楽しい家になった

壁紙選びで新しい家のインテリアは、ガラリと変わります。3年前に平屋の家を建てたライターはサンプルを100枚以上取り寄せ、最後はショールームで実物大のもので確認。22種類の壁紙を採用しました。部屋ごとに違う表情を楽しんでいます。「汚れ防止」「消臭」「防カビ」など機能性にもこだわって、快適な暮らしを実現!

筆者は夫婦ふたり暮らしをしています。3年ほど前、30代目前にハウスメーカーで、延床面積32坪(105㎡)の平屋を建てました。

家づくりでは壁紙(クロス)選びで悩みました。ハウスメーカーによっては「壁紙は3種類まで」と限りがあったり、決められた種類の壁紙しか採用できなかったりするケースもあるようです。しかし、わが家はとくに制限はありませんでした。

そこで、壁紙のサンプル表をもらい、いい思った壁紙を見つけたら、とにかくサンプル依頼。コンクリート調、木目調、和紙調、塗り壁調、タイル調など気になるものを片っ端からサンプルを集めました。家に届いたサンプルは100枚を超えに!

100枚以上の候補の中から絞り込むのは、本当に大変。見れば見るほど迷宮にハマっていきました。しかも、壁紙サンプルはA4サイズや、それよりも小さいサイズだったので、いまいち仕上がりがイメージしにくかったです。

イメージをつかむため、実際に壁紙メーカーのショールームに行くことに。ショールームでは、ドアくらいの大きさの壁紙サンプルが展示されています。A4サイズで見ていた壁紙と全然印象が違って、とても参考になりました。

室内の照明によっても見え方が変わってくるので、いろいろな場所で壁紙を見るのは、大事だなと痛感。そして、数社のショールームを見に行ったことで、より自分たちの好みにあった壁紙を見つけることができました。

最終的に筆者は、22種類の壁紙を採用しました。そんなにたくさんの壁紙を使って、「部屋がごちゃごちゃしないの?」「インテリアが難しくなるのでは?」と感じる方もいると思います。

わが家がゴチャついて見えないのは、色味のトーンを統一しているからだと思っています。複数の壁紙を使うといっても、筆者の場合、白を基調に、加える色はグレー、グレージュ、ベージュにトーンをそろえました。すると意外といい感じにとまとまりました。

LDK(写真)だけでも、計6種類の壁紙を使用しています。統一感を意識しつつ、リビングは明るく見えるように白の壁紙を採用。ダイニングとキッチンは下がり天井にして空間を区切り、グレーとベージュの壁紙に。リビングとは雰囲気を変えました。

また、和室も垂れ壁を採用して空間を区切り、少し個室感がでるように。天井にネイビーの壁紙を採用して雰囲気を変えています。