わが家は犬のため「エアコン」を1日中つけています。夏の“電気代”が心配なのですが、1ヶ月でいくらかかるでしょうか? 節約方法はありますか?

AI要約

夏の猛暑が続く中、エアコンや扇風機を1日中つけていると電気代が気になります。本記事では、エアコンを1日中つけた場合の電気代を解説し、節約方法も紹介します。

エアコンの消費電力や料金単価を考慮すると、1日中つけると1ヵ月で数万円もの電気料金がかかることが分かります。節電方法としては冷房の設定温度を上げるなどが挙げられます。

ペットがいる場合は設定温度を下げる必要がありますが、サーキュレーターの活用や遮光カーテンの使用などで省エネを心掛けながら、快適な環境を提供しましょう。

わが家は犬のため「エアコン」を1日中つけています。夏の“電気代”が心配なのですが、1ヶ月でいくらかかるでしょうか? 節約方法はありますか?

夏の猛暑が続き、エアコンや扇風機をつけっぱなしにしたいところですが、気になるのが「電気代」ではないでしょうか。電気代を少しでも節約するために冷房器具の使用頻度を抑えているという人も多いでしょう。

しかし、ペットがいる場合はそうもいきません。1日中エアコンをつけなければいけないこともあると思います。それでは、エアコンを1日中付けた場合に電気代はいくらかかるのでしょうか?

そこで本記事では、エアコンを1日中つけた場合にいくらかかるのか解説していきます。節約方法についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。

1時間あたりの電気代は「消費電力(kW)×1時間×電気料金単価」で求められます。電気料金は全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価31円(kWh)を使用します。

例えば、消費電力が500Wだった場合の電気料金は、消費電力0.5kW×1時間×電気料金単価31円=15.5円となります。1日使用すると372円、1週間だと2604円です。

大手エアコンメーカーの消費電力を参考にすると、6畳程度のエアコンが635W、8畳程度が710W、10畳程度が850Wとなっています。

これを前記の公式にあてはめると、6畳程度のエアコンは1時間あたり19.6円、8畳程度のものが22円、10畳程度のものが26.3円です。1日だとそれぞれ、470.4円、528円、631.2円となります。

これを30日間で考えると、6畳程度のエアコンは1万4112円、8畳程度のものが1万5840円、10畳程度のものが1万8936円です。エアコンを1ヶ月つけっぱなしにすると多くの電気料金がかかることが分かります。

1日中エアコンをつけていると、1ヶ月の電気料金の負担が大きくなることが分かりました。そこで考えたいのが節電です。主な冷房の節電方法としてはさまざまなものが存在しますが、ペットと暮らしている場合は「「冷房の設定温度を1℃上げる」が挙げられます。

冷房の設定温度を1℃上げるだけで年間約940円節電できます。暑い日が続いていますが、室外と室内で温度差があるとそれだけ電力を消費してしまうので、できる範囲で設定温度を上げることも検討してみてください。

もっとも、犬などペットがいる際のエアコン設定温度は、基本的に人間よりも低くする必要があります。

そこで、冷房の設定温度を1℃上げる場合は、サーキュレーターやペット用の冷却グッズを活用するとよいでしょう。また、室外機を覆ったり、遮光カーテンで日差しを遮ったりすることで室温が上がるのを防ぐことが可能です。

とはいえ、大切なのはペットの健康です。できる限りの節約はしつつ、ペットが過ごしやすい環境を整えましょう。