青森で戦没者追悼式 遺族など250人が出席、恒久平和への誓い新たに

AI要約

青森県で行われた戦没者追悼式には、遺族や関係者約250人が参列し、3万3100人の戦没者の御霊を慰め、恒久平和を誓った。

式では宮下宗一郎知事や県遺族連合会の斎藤文昭会長が追悼の言葉を述べ、戦争から得られた教訓を心に刻むこと、世界の恒久平和のために努力する決意を示した。

参列者は感謝と畏敬の念を込めて献花し、平和への誓いを新たにした。

青森で戦没者追悼式 遺族など250人が出席、恒久平和への誓い新たに

青森県戦没者追悼式が29日、青森市のリンクモア平安閣市民ホールで行われた。遺族や関係者約250人が参列し、先の大戦で亡くなった県出身戦没者約3万3100人の御霊を慰めるとともに恒久平和を誓った。

式では参列者が黙禱(もくとう)をささげた後、主催者を代表して宮下宗一郎知事が「戦争から得られた教訓を心に深く刻み、次の時代に歴史の真実を伝え、世界の恒久平和のために一層の努力を惜しみません」と追悼の言葉を述べた。県遺族連合会の斎藤文昭会長(81)=平川市=が「国民すべてが平和で、心豊かに暮らせるより良い日本を作るために今後とも尽くしていくことを誓います」と述べた。

この後、参列者が戦火に散った御霊に対して感謝と畏敬の念を抱きながら献花し、改めて平和への誓いを新たにした。