息子の自由研究が「ありえんカタチで着地」 父と挑戦するも予想外の展開に 「努力の結晶の形」

AI要約

夏休み中に取り組んだ自由研究で、息子さんとパパがクリスタルの結晶育成に挑戦するも、予想外の結果に笑いが起きる。

クリスタルが丸くなり、実は水溶液と一緒に入れた台座だったことが判明し、家族みんなが喜ぶ一幕。

失敗の原因として、濃度が下がってしまったことやコミュニケーション不足を反省し、家族みんなで楽しい思い出に。

息子の自由研究が「ありえんカタチで着地」 父と挑戦するも予想外の展開に 「努力の結晶の形」

 夏休みの宿題で、親も子どもも頭を悩ませる自由研究。家族みんなで協力しながら、さまざまなことに挑戦する機会にもなりますよね。X(ツイッター)では、ある男の子がパパと一緒に取り組んだ自由研究が話題になっています。予想外の結果に、息子さんにエールを送る人が続出。男の子のママであるカシシ(@the_m_r_p)さんは、投稿で自由研究について振り返っています。

 ◇ ◇ ◇

 カシシさんの息子さんは現在6歳で、小学1年生。とても優しい性格で、おうちでは“豆苗当番”を担っています。

 そんな息子さんは夏休み中、自由研究として実験キットを使い、パパと一緒にクリスタルの結晶育成に挑戦しました。

 キットの中にはカップとフタ、木製の混ぜ棒のほか、ビーカーやリン酸ニ水素アンモニウム(60グラム)、そして透明の丸い台座が入っていました。そのほかに必要な紙、お湯、ビニール手袋を用意して、さっそく作業に取りかかります。

 数日後、カップの中を確認すると、少しずつクリスタルの片鱗が見え始めます。心躍らせた息子さんは、「豆苗みたいにクリスタルのお水も替えてあげよう」と思いつきました。

 きっと美しい角が伸びた姿を見せてくれるはず。そう思っていた矢先、クリスタルの育成は予想外の展開を迎えます。

「息子の自由研究のクリスタル作り、ありえんカタチに着地してて爆笑してる。なんでこんなに丸くなったん???」

 そんなコメントとともにカシシさんがXで公開した写真には、きれいな石のようなものが写っています。角などひとつもない、きれいな丸になりました。

 想像とは違う結果になりましたが、「息子が作った初クリスタルだ!」と家族みんなで大喜びし、大事にケースに入れて保管することに。息子さんはそれをベッドの枕元に置いて寝るようになりました。

 その後、カシシさんは、カップの中に残っていたものがクリスタルではなかったことを知ります。正体は、クリスタルの水溶液と一緒にカップの中に入れていた台座だったのです。

 カシシさんはクリスタルの育成が失敗した理由について、固まりかけていた途中でカップの中の水を取り替えたことで濃度が下がり、できあがっていたクリスタルが溶けてしまったと明かしています。

 さらに、「最初の制作に関わらなかった私が土台の存在を知らなかったこと、息子が豆苗当番で成長してたこと、家族間の報連相が成ってなかったこと、、、原因がたくさんあるな」と、自由研究の反省について綴っています。

 投稿は反響を呼び、4.8万件の“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には「失敗の原因を詳しく解析してまとめるとそれはそれでおもしろそう」「なんで失敗したのかを考察しましょ! 立派な研究になりますよ」「きっと穏やかなクリスタルだったんだなぁ……」「努力の結晶の形は丸なんじゃない?」など、クリスタルの成長を見守った息子さんに寄り添う声が続々と寄せられています。

 来年はどんな自由研究に挑戦するのでしょうか。予想とは違う結果になっても、家族みんなにとって素敵な思い出になりそうですね。