アメリカ在住のシングルマザーが衝撃を受けた…。現地の先生が子どもにしている、情緒が育つ「アメリカ式声かけ法」とは

AI要約

子どもの感情を理解し、自分の感情に名前を付けることの重要性

感情を言葉で表現するための練習方法

大人も感情を持っていることを子どもに伝えることの意義

アメリカ在住のシングルマザーが衝撃を受けた…。現地の先生が子どもにしている、情緒が育つ「アメリカ式声かけ法」とは

アメリカでシングルマザーをしながら、子育てについて発信しているひろこです。

先日、三者面談で担任の先生から”very very important”だと言われたことがあります。

とても大切なことなので学校でもたくさん練習しているし、家でも是非練習してほしいと言われました。

それが”Labeling Emotions”というもので、自分の感情に名前を付けることです。

学校で子どもたちが友達と喧嘩になったり、泣いたりしているときに、

「ぼく、悔しかったよ」

「ぼく、寂しい」

というように、自分の中のモヤモヤした気持ちに名前を付けることが、子どもの情緒の発達を促してくれると言われました。

このモヤモヤを曖昧なままにしていると、ストレスを感じやすくなって、なんだかわからないけどイライラするという状態に入ってしまうそうです。

そのイライラがお友達を叩いてしまったり、物を投げたりというような問題行動にも繋がるのだとか。

具体的には、子どもが泣いていたり、怒っていたりするときに感情を言葉にする手助けをするようにしてほしいと言われました。

「ブロックがうまくできなくて悔しい?」

「怒ってるとか、何か嫌な気持ちがある?」

「ひとりぼっちの気分になったの?」

という感じで声をかけてあげるといいそうです。

自分の気持ちを行動ではなくて言葉で相手に伝えるためにも、まずは自分自身で自分の気持ちを知ることってとても大切なことですよね。

<1、色んな感情があるんだよ>

感情にもたくさん種類があります。まずはいろんな感情があることを知るために、お家でできる声かけを教えてもらいました。

絵本や映画に出てくる登場人物の気持ちについて

「〇〇ってどんな気持ちだと思う?」

「すごく怒ってるね、どうしてかな?」

「〇〇が心配で泣いていたのかな?」

というように子どもと話すのもいいそうです。

<2、誰でも感情を持っているんだよ>

他には、普段から親も気持ちを言葉にしていくことで、誰でもみんな色んな感情を持っていることを子どもに教えられるそうです。

「今日、人前で話すお仕事があるんだ、緊張するな~」

「お買い物の帰りに転んじゃって、すごく恥ずかしかったの!」

「今日はパパの帰りが遅くて寂しいなぁ」

など、ママやパパも不安になったり、寂しくなったりすることがあるんだよと話してあげると、「なんだ、緊張したり、心配したりするのって僕だけじゃないんだ!」と、子どもも安心して自分の気持ちに向き合えるようになるそうです。