8割の女性が悩んでいる【仕事と家庭の両立】子どもと向き合いたいのに…家事は誰がやる?キャリアは?
アンケート調査で、仕事と家庭の両立に悩む女性たちの声が集まりました。
特に子育て中のママたちから、仕事と子育てのバランスで生じる苦しみや罪悪感が明らかになりました。
日々のストレスや葛藤を抱えながら、理想の家族生活を追求する中での苦悩が浮き彫りになっています。
「サンキュ!モニター調査」では、「仕事と家庭(子育ても含む)の両立で悩んだ経験はありますか?」というアンケートを実施。多くの女性たちから回答を得ることができました。働きながら子育てをしている女性も増えた今、みなさんがどんなことに悩んでいるのか、心の内を聞いてみましょう。
「仕事と家庭(子育ても含む)の両立で悩んだ経験はありますか?」という質問をしたところ、8割近い人たちが「はい」と答える結果に。とくに、子育て中のママたちから、辛く苦しい思いがあふれるコメントが多く寄せられました。具体的にみていきましょう。
とくに多く聞かれたのが、子どものことで仕事を休みがちになってしまうことでした。
「子どもの具合が悪くなり休みを取ると、誰かに仕事をたのまなければならない。でも、職場の反応を気にしてしまい、電話連絡をすることもストレスになっています(30代前半)」
「子どもの学校行事で休みを取るとき、申請を出すと職場から嫌な顔をされるのが苦痛です(40代前半)」
「子どもの急な発熱。病児保育に預けていくと、まわりから『かわいそうだ』と言われ、休みを取ると職場のたいへんさを思い、胸が苦しくなります(29歳以下)」
子どもと向き合いたいのに、十分な時間が取れないことへの罪悪感も多く聞かれました。
「甘えたい時期だと思うのですが、仕事で疲れ果てて帰ったあとに、家事をこなしながら、子どもと向き合う時間はありません。とても苦しいです(40代前半)」
「休みの日は、平日のたまった家事をこなさなければならず、毎日がバタバタ。子どもとゆっくりと遊ぶ時間などありません。悲しくなることがあります(30代後半)」
「役職もあり、仕事が好きです。でも、保育園に預けている子どもから『早く家に帰りたい』と言われました。キャリアもあきらめたくないし、子どもにもさびしい思いはさせたくない…(30代後半)」
「1年生の子どもが体調をくずしたとき、仕事を休むことができず、家でひとりで留守番をさせてしまいました。自分は親失格だと思いました(30代後半)」