【おうちでできる!食の自由研究】シロップ、タフィー、カラメルなど砂糖の七変化がおもしろい!サイエンススイーツレシピにも挑戦してみよう

AI要約

子どもと一緒に楽しめる「サイエンススイーツ」の世界を紹介。

キッチンには子どもの興味を引きつける不思議がたくさん。

砂糖の加熱による7つの変化について解説。

【おうちでできる!食の自由研究】シロップ、タフィー、カラメルなど砂糖の七変化がおもしろい!サイエンススイーツレシピにも挑戦してみよう

科学の視点からスイーツ作りを楽しめる「サイエンススイーツ」には、「色が変わる!」「形が変わる!」「どうなってるの?」と、子どもが夢中になるワクワク要素がいっぱい。夏休みの自由研究におすすめしたい親子で試したくなるレシピをHugKumで公開します!子どもの自由研究をきっかけに、親子で”美味しい魔法”の「サイエンススイーツ」の世界を楽しんでください。

私たちが何気なく過ごしているキッチンには、子どもたちの「なんで?」「どうして?」という身近な不思議が溢れています。子どもたちの興味や疑問を一緒に考えるとき、サイエンスのフィルターを通すと楽しく答えが導きやすくなります。

実は、キッチンという場所には、不思議で面白い食材がたくさん。これらを効果的に使うことで、日頃のレシピが成り立っています。子どもたちが、普段生活の中にある不思議に気がつく力も、キッチンから育むことができます。身の回りの不思議に気がつけば、物事の見方が変わります。

この些細なことへの好奇心や疑問、興味が、子どもたちの自由研究のベースになります。そして、キッチンという場所こそ、お母さんもお父さんも主役になれるところ。親子で一緒になって楽しんでくださいね。

砂糖水は加熱温度によって、シロップ状、アメ状、カラメルとその状態さまざまに変え、一定温度を超えると冷やしても元に戻らなくなります。これが、まさに「砂糖の七変化」。これは、砂糖の分子のつながり方や組み合わせが加熱によって変化するためです。

「砂糖」を水と一緒に火にかけると、温度によってどんどん変化していきます。

■100度で液体の「シロップ」に

まず100度では、透明の液体の「シロップ」になります。

■110度で「フォンダン」に

110度で白く結晶化したシャリシャリの「フォンダン」に(あわがブクブク大きくなる)

■140度で「タフィー」に

140度であめがけに使う「タフィー」に(あわにツヤが出てくる)

■165度で「べっこう飴」に

165度で理科の実験でも登場する「べっこう飴」に(全体が黄金色になる)

■170度で「カラメルソース」に

170度でプリンでお馴染みの褐色化した「カラメルソース」に(少しサラサラしてくる)

■190度で「カラメル」に

190度で醤油などに使われる着色料「カラメル」に(黒に近づいてくる)

このように、温度によって、砂糖の状態は変化します。白いお砂糖がどんどん変化していく。それだけで、不思議ですよね!塩水を加熱しても、お味噌を加熱してもここまで変わらないのに、お砂糖は色も質感も味もどんどん変化していきます。