「そうはならんやろwww」“ピラルクーの描き方”を水族館が簡単4ステップで紹介?最後の難易度の高さにツッコミ殺到
水族館が教える“魚の描き方”に多くのツッコミが寄せられ、X(旧Twitter)で話題となっている。
栃木県唯一の水族館である「栃木県なかがわ水遊園」が、世界最大級の淡水魚“ピラルクーの描き方”を公開し、急に難易度が上がる4ステップ目にネットユーザーが驚きを持って反応している。
水族館の広報担当によると、ツッコミどころを作りつつも楽しいコンテンツを提供しようという意図でこの描き方を紹介したという。
水族館が教える“魚の描き方”に多くのツッコミが寄せられ、X(旧Twitter)で話題となっている。
栃木県唯一の水族館だという「栃木県なかがわ水遊園」が公式Xアカウント(@tnapofficial)で紹介したのが、世界最大級の淡水魚“ピラルクーの描き方”だ。4つのステップで簡単に描くことができるというだが…。
その4ステップがこちら!
「01. 適当に細長い丸を描きます」
「02. 目と口を描きます」
「03.エラとヒレを描きます」
「04.全体を仕上げて完成です」
たしかに説明は簡単そうで、イラストも少しゆがんだ細長い丸(01)から始まり、続いて点と線で可愛らしい目と口が付いた(02)。そして口の後ろに縦線でエラを描き足し、合わせて胸ビレや尾ビレ、背ビレなどを付け足した(03)ことで、可愛らしさがある魚の形になっている。
しかし4ステップ目で急に絵のタッチが変わり、さらにはウロコや影もたくみに表現された繊細な描写がされているのだ。ラストの工程は、あまりにも画力が高く難易度が急に上がっていた。
3ステップ目と比べても、もはや原形をとどめていないレベルで「どうしたらこうなる!?」と誰もがツッコミたくなったことだろう。
実際、ユーザーからも「そうはならんやろwww」「3と4の間に100ステップぐらいありますね」「仕上げという名の書き直しw」「本当だ簡単に描ける…訳ないやーん!」などの声が寄せられ、投稿は2万2000のいいねが付く話題となっている(8月5日時点)。
楽しい“魚の描き方紹介”だったが、なぜ4ステップ目だけ飛躍したのか?栃木県なかがわ水遊園の広報担当・前田由紀恵さんに聞いた。
ーーどうして「ピラルクーの描き方」を紹介したの?
他の施設さんの投稿を見て面白いと思ったからです。夏休み期間ですし、家族で楽しんでいただきたいと思いました。
ーー誰が描き方を考えた?なぜこのような工程に?
当園のスタッフです(絵心あります)。ツッコミどころを作りたかったからです。また、他の施設さんの投稿がこんな感じでした。
ーー見た時どう思った?
多くの方がコメントされていますが…「これでいいの??3→4の工程が飛びすぎていて、これを描くのは無理じゃない?」と、描いたスタッフに言いました。ですが「そういうものなんです」と回答され「そういうものか…」と思っていたところ、すごい反応でびっくりです。「みんなツッコミたいんだなぁ(笑)」と思いました。
ーー4ステップ目でのポイントを教えて。
描いたスタッフ曰く「光源の位置を意識すること」だそうです。一般人の私はそんなことを言われても描けません。