キャンプするなら知っておくべし!焚き火を成功させる「炭と薪の組み方」の基礎知識
キャンプやバーベキューでの火起こしにおける炭と薪の特徴とそれぞれのメリット・デメリットを解説。
炭の特性には熱効率の高さや煙の少なさ、温度調節のしやすさがあり、一方で火のつけにくさやコスト面での不利がある。
薪は自然の香りや雰囲気、環境への配慮、用途の豊富さが魅力であり、湿気や煙、火事のリスクに対処する必要がある。
皆さんはキャンプやバーベキューで火をおこすとき、どうやって組んだらいいか迷ったことありませんか?これがササっとできたら…かっこいいですよね!
今回は、知っておきたい炭と薪の特徴、そして両者の組み方を詳しく解説します。
みなさんはキャンプの時、炭と薪のどちらを使いますか?どちらにも長所と短所があり、使い分けることで快適な時間を過ごすことができます。
◆炭の特性
メリット
1.熱効率が高い
→炭は炭化しているため、水分が少なく熱効率が高いです。これにより、より少ない量で安定した熱を確保できます。
2.煙が少ない
→炭は燃えている間、ほとんど煙を出しません。これは、キャンプサイトや公共のBBQ場での使用に適していて、煙による不快感や健康への影響を減らせます。
3.温度調節がしやすい
→炭は温度が安定しているため、調理に最適です。また、炭の量を変えることで温度調節も簡単にできます。
デメリット
1.火をつけるのが難しい
→炭は薪に比べると火がつきにくいです。着火剤メインに火おこししようとするとかなりの量が必要となるので、ガスバーナーを使用することをお勧めします。簡単に火がつくでしょう。
2.薪よりコスパが悪い
→炭は、薪と比較して作るのに手間がかかっているため、値段が高い場合が多いです。しかし、火持ちは薪よりも優れています。
◆薪の特性
メリット
1.自然の香りと雰囲気
→薪を燃やすときのパチパチという音や木の香りは、アウトドアの雰囲気を盛り上げてくれます。自然と一体感を感じられるため、多くのキャンパーに愛されています。
2.自然素材
→薪は森林から採取される自然素材であり、環境にやさしい燃料です。また、キャンプ場に落ちている木でも代用可能であるため(落ちている木を使用していいキャンプ場の場合のみ)、手に入りやすいことも利点です。
3.用途が豊富
→薪は、料理だけでなくキャンプファイヤーや、暖を取る手段としても利用できます。
デメリット
1.水分量による変化
→薪に含まれる水分量によって燃焼効率が大きく左右されます。湿った薪は煙が多く火がつきにくいため、しっかり乾燥させることが重要です。
2.煙と火花
→薪は燃えるときに煙や火花を多く発生することがあります。火事には十分注意しなければなりません。
これらの特性を考慮して、状況や目的に合わせて適切な燃料を選びましょう!