わずか1cm厚の真空断熱材を採用! 愛用するクーラーの冷却性能をアプデする極薄断熱パネルの実力とは

AI要約

SEIDOの真空断熱パネル「マヒャドボード」は、クーラーボックスの性能を飛躍的に向上させるアイテムで、長時間の冷温をキープすることが可能。

真空断熱パネルはクーラーボックスの保冷機能を約4倍も向上させ、厚さ約1cmで手頃な価格に。

マヒャドボードの効果的な使用方法や特徴について解説。

わずか1cm厚の真空断熱材を採用! 愛用するクーラーの冷却性能をアプデする極薄断熱パネルの実力とは

アウトドアの必需品であるクーラーボックスの性能を、飛躍的に高めてくれる後付けタイプのアイテムが、SEIDO(セイドー)の真空断熱パネル「マヒャドボード」です。

暑い夏のアウトドアやレジャーでは、冷えたドリンクを飲みたいもの。アウトドアクッキング用としても、フレッシュな食材を持っていきたいものです。そんなときにマヒャドボードをクーラーボックスに設置すれば、冷却機能が向上し、これまで以上に長時間の冷温をキープすることが可能になるのです。

その性能は、マヒャドボードを使った場合と使わない場合の性能テストでも明らか。クーラーボックスの上下にマヒャドボードを設置して容量1.1kgのロックアイスを入れ、気温30℃下に6時間放置した試験では、ボードなしのクーラーボックスと比べて、氷の残存量が20%もアップしました。

この保冷機能の秘密である真空断熱パネルは、ウレタンフォームや発泡スチロールといった断熱材と比べて、約4倍もの断熱性能を持つ素材です。

これまで、真空断熱パネルは高価格帯のクーラーボックスであれば使用されているケースがありました。SEIDOでは断熱性能を保ちながら厚さ約1cmの薄型化に成功し、さらに新設計にすることで手頃な価格帯も実現しました。

側材には複合繊維を編みこんで耐久性を高めた高密度複合繊維、芯材には真空状態に圧縮・密閉して超薄型ながら高断熱性の無機系断熱材を用いた設計です。

マヒャドボードの効果的な使用方法は、クーラーボックスのサイズによって変わってきますが、小さめのクーラーボックスであれば上下に1枚ずつ使用することで、熱損失が大きくなる地熱と、直射日光の遮断が可能になります。

大きめのクーラーボックスならば、上面に2枚を設置すれば内蓋としての効果も期待できます。

約1cmの厚みは、ボックス内の容量圧迫も最小限にしてくれます。パネルの重量も約200gと軽量で、持ち運び時の重さの負担も抑えています。

暑いときほど、クーラーボックスにはたくさんのドリンクや食材を詰め込みたくなるもの。マヒャドボードを使えば、普段使っているクーラーボックスの性能を高めながら、それまでと変わらない容量で荷物を持ち運べそうです。