塾終わりから就寝まで1時間!SAPIXに通う小6受験生・母の、驚くべき「スゴ技」

AI要約

SAPIXに通う小学6年生の息子を持つ漫画家のりえ太郎さんが、中学受験に向けて親子で頑張る日々をマンガとエッセイで描く連載。今回は夜遅くまで勉強する受験生と睡眠時間を確保するための親の必殺技について描かれている。

中学受験漫画を描くきっかけやエッセイについて、りえ太郎さんの背景や思いが語られている。息子との受験生活をユーモラスに描くマンガと親子関係をリアルに描くエッセイが共に楽しめる。

受験生の夏が訪れ、親子の緊張感が高まる中、穴埋め学習への苦悩や静かな日常が描かれている。息子の受験準備や親子の葛藤を、ハリボー目線で明るく表現している。

塾終わりから就寝まで1時間!SAPIXに通う小6受験生・母の、驚くべき「スゴ技」

SAPIXに通う小学6年生の息子を持つ、漫画家のりえ太郎さん。今年中学受験を迎える息子さんとの日々の様子をマンガにして、Xで毎日発信しています。

ともすると、つらく苦しいイメージが先行しがちな中学受験ですが、親子で一緒に頑張っている家庭もたくさんあります。そんなりえ太郎さん親子の、クスッと笑えてリアルな中学受験の様子を、Xに投稿されたマンガと共にエッセイでお届けする連載です。

今回は、6年生にもなると塾が終わる時間は夜9時ごろ…。勉強をしなければいけない受験生とはいえ、睡眠時間も確保しなければならないので親は必殺技を繰り出さざるを得ない…というエピソードをお届けします。

“子鉄さい”の母こと、りえ太郎と申します。30年ほど前、講談社アフタヌーンで漫画家デビューさせていただき、一年ほど連載していたことがあります。

中学受験漫画を描こうと思ったきっかけは息子が今年受験生ということで、毎日勉強を頑張っている姿をみていて自分も何か努力出来ることはないだろうか?と考えたことからです。昔とったなんちゃらで本番までの心情や出来事を漫画で記録していこう!と思い、X(旧Twitter)でカウントダウン漫画を描いています。

受験振り返りエッセイは多く見かけますが現在進行中エッセイは読んだことがありません。自分でも結末がハッピーなのかバッドなのかわかりません。笑

漫画自体は、中学受験生の息子“さい君”、受験生親の私“りえ太郎”、受験家庭のわんこ・サモエド犬の“ハリボー”(人生2巡目設定)の2人と1匹の目線から描いていますが、エッセイは親子間だけとなるとどうしても生々しくなってしまうので、ハリボー目線でいつでも明るい話にできたらと思っています。ハリボー目線の私(=母)と同じような受験生親の方々や受験生たちが漫画をみてあるある~と笑ってもらえたら嬉しいです!

外を散歩していると暑くてたいへんですねって…声をかけられるハリボーです。寒い時は触っていいですか?ってよく声をかけられたけれど、いまはゼロ(笑)。

さて受験生の夏がやってきました!夏を制する者が受験を制する!ってよく聞くよね! 「夏は受験の天王山、夏は大変、夏は苦しい」なんて周りからも塾からも圧かけられて煽られて、受験生親子たちはとにかくがんばらなきゃ!って気持ちになっているはず。

受験生がいる我が家もそう…かと思ったらこれが意外と静かなのですよ。

塾の先生から「夏期講習がはじまるまでに学習の穴を埋めておいてください」なんて指令があったようだけど、あまりに学習の穴がありすぎて深刻すぎて静かなのか…?(だ、大丈夫?)

塾の先生が言うには穴があるまま授業を受けてもツラ~い夏期講習期間になってしまうのだとか。ママもそれではさい君がかわいそうだからと最初はせっせと苦手単元プリントを用意するなどしていたのだけど、穴が大きすぎるのか多すぎるのか、埋めても埋めても埋めきらなくて…そうかと思えば埋めたはずなのに陥没したり崩れたり、なんて頭を抱えている。

ため息が出ちゃうよね。そんなときは僕をもふもふして落ち着いてほしい!