「置き配」で盗難に遭ったというママ友。うちもよく利用しますが、盗難対策をした方がよいのでしょうか?
置き配は、あらかじめ指定した場所に荷物を置くだけで配達が完了するサービスであり、利用者が増えている。
しかし、置き配は盗難や破損のリスクがあり、荷物が長時間外に置かれることで被害が増加している。
盗難を避けるための対策として、宅配ボックスの設置や宅配ロッカーの利用、早めの引き取りなどが挙げられる。
置き配は配達会社や郵便局、大手通販サイトで行っている、あらかじめ指定した場所に荷物を置くだけで配達が完了するサービスです。日時を気にせず非対面で荷物を受け取れるため、利用する方も多いでしょう。
しかし、ママ友が置き配を依頼して盗難に遭ったため、自分も対策を練った方がよいのかという声もありました。置き配は、購入した荷物がしばらく外に置かれたままになるため、盗難に遭うリスクが高まります。
このようなトラブルを避けるために、今回は置き配にどのようなリスクがあるのか、盗難に遭った場合の対処方法や盗難から荷物を守るための対策もご紹介します。置き配をよく利用する方はぜひ参考にしてください。
置き配を依頼した場合のリスクは以下の通りです。
・盗難の可能性がある
・雨にぬれたり虫がついたり、落下したりするおそれもある
・誤配に気付くことが遅くなり、再配達に時間がかかる
・不在であることが周囲にバレる可能性がある
配達完了後はなるべく早く確認しないと、盗難の被害に遭うおそれもあるため注意が必要です。
また、置き配の荷物をしばらく外に放置した場合、雨にぬれたり虫が入り込んだり、場所によっては落下したりするおそれもあります。このような配達後の汚れや破損については、基本的に配送会社が責任を負うことはないため補償は難しいでしょう。
荷物を直接受け渡しできないため本人確認ができず、誤送も多発しているようです。さらに、配達物が玄関先に長時間置かれたままだと不在であることが分かり、空き巣に狙われる可能性もあります。
置き配は不在でも荷物が届く点はメリットですが、このようなトラブルが発生する点はデメリットといえるでしょう。
盗難のリスクを避けるための対策方法は、以下の通りです。
・宅配ボックスを設置する
・宅配ロッカーやコンビニ受け取りを利用する
・早めに引き取る
・置き配をやめて日時指定にする
・置き配保険に入る
宅配ボックスの設置は鍵やワイヤー・ケーブルなどで盗難防止を図ることができるため、配送会社からも推奨されています。住まいの関係で宅配ボックスを設置することが難しい方は、駅やスーパーマーケットなどに設置されている宅配ロッカーやコンビニ受け取りを設定するとよいでしょう。
盗難や誤配を回避するために、配達完了の通知がきたら早めに引き取ることや、日時指定をして受け取ることもおすすめです。非対面での受け取りを希望する方は、インターホン越しにその意向を伝えるとよいでしょう。
配送会社によっては置き配保険を用意している場合もあるため、検討してみるとよいでしょう。