駅構内の催事スペースで「お団子」を売っているのを見つけました。「入場券」を買わなくても買いに行くことはできますか?

AI要約

駅構内での買い物には入場券が必要である。

入場券は利用時間が設定されており、自動券売機か窓口で購入する必要がある。

交通系ICカードでは入場券として使用することができないので注意が必要。

駅構内の催事スペースで「お団子」を売っているのを見つけました。「入場券」を買わなくても買いに行くことはできますか?

駅構内に催事スペースが設けられ、お団子やケーキ、お弁当などが売られているのを見つけた経験がある方は多いでしょう。催事スペースで売られているお団子を買いに行くために駅の改札内へ入りたい場合、入場券を買わなければならないのでしょうか?

本記事では、駅構内で買い物をする際の入場券の必要性や注意点、便利な方法などを解説します。

結論からお伝えすると、駅構内での買い物には原則として入場券が必要です。「電車に乗らないのにお金を払うの?」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、そもそも電車に乗るための乗車券と入場券は異なるものであり、区別して考えなければなりません。

どちらも駅の改札内へ入るときに使うものですが、そのあとに電車に乗って特定の区間を移動する場合は乗車券、電車に乗らない場合は入場券を利用します。入場券は見送りを目的に購入されることが多いものの、最近は駅構内のお店が増え、買い物のために購入する方もみられるようです。

入場券を利用する際は、下記の2点に注意しましょう。

・有効時間が設定されている

・自動券売機か窓口で購入する

入場券についてのルールは鉄道会社ごとに定められていますが、多くの場合、利用時間は2時間までとされています。2時間を超えるごとに追加料金が発生し、駅の窓口で差額を支払うことになる仕組みです。

入場券の「発売時刻」から2時間なのか、「入場時刻」から2時間なのかは鉄道会社によって異なるため、事前に各社の公式サイトや駅の窓口などで確認しておくと安心です。また、入場券は自動券売機か駅の窓口で購入する必要があります。

交通系ICカードでは買い物を目的とした入場はできない場合が多いので、誤って入場券として使用しないよう気を付けましょう。

入場券の金額は鉄道会社やエリアなどによって異なりますが、初乗り料金前後に設定されているケースが一般的です。ここでは、JRの入場券の料金をご紹介します(表1)。

表1