大河原町議「スマホゲーム→辞職」が国会議員に飛び火!河野太郎氏は名指しで居眠り指摘される

AI要約

宮城・大河原町議会でスマホゲームをしていた佐藤貴久町議に対する辞職勧告決議案が可決され、佐藤氏が議員辞職願を提出する事態が起こった。

小学生が見学中にスマホゲームをしていた佐藤氏を目撃し、それを感想文に書いたことが報道され、ネット上で批判が広がった。

国会でも同様の行動をとる議員や大臣がいることが問題視され、記者に対しても行動を改めるよう求める声が挙がっている。

大河原町議「スマホゲーム→辞職」が国会議員に飛び火!河野太郎氏は名指しで居眠り指摘される

「グッジョブ!小学生たち!」

 地元有権者からは、こんな声も上がっているとかいないとか…。宮城・大河原町議会は24日、本会議場でスマホゲームをしているのを小学生らに目撃された佐藤貴久町議(73)に対する辞職勧告決議案を賛成多数で可決。佐藤氏は議員辞職願を議長に提出し、同日付で許可された。

 コトの発端は6月10日の本会議一般質問中、佐藤氏が自席でスマホゲーム「ディズニーツムツム」をプレー。それを社会科の授業で議場見学していた町内の複数の6年生が見つけ、感想文に「ツムツムをしている人がいた」などと書いたことだった。

 このニュースが報じられると、ネット上では《みっともない》《いくら何でも恥ずかしい》などといった意見が拡散。佐藤氏は「議員としてあるまじき行為をしてしまったことを深くおわび申し上げます」と陳謝した。

■今の国会担当の記者も小学生を見習ってほしい

 佐藤氏は進学校の仙台第二高から上智大法学部に進学。2005年から大河原町議を務め、5期目だった。選挙公報の「これから実現すること」には「学力向上、こころの教育の拡充に積極的に取り組みます」とあり、「ひとつひとつ誇れるまちに」「誰がやるのか 僕がやります」がスローガン。

 「学力向上」を掲げ、「僕がやります」と訴えながら、学校の授業にあたる本会議中に議員がスマホゲームでは説得力はないに等しいだろう。社会科見学中の小学生の前であれば、なおさらだ。当初は「たまたまゲームの画面が開いただけで遊んでいない」と否定していた佐藤氏だったが議員辞職のニュースは国政にも“飛び火”している。

《国会でも居眠りしたり、スマホいじったりする大臣や議員がいるけど?河野大臣は寝てるとき多いね》

《しらばっくれた末の辞職。国会でもこういう自民党の政治家多いよね。悪しき慣例が地方議会にも広がっている》

 SNS上では国会議員も同様の追及をされるべきとの声が上がる。

 小学生は議員が議場でスマホゲームを楽しむ姿に疑問を抱いたために感想文に書いたのだろう。問題意識を持って記事にする敏腕記者のようだ。今の国会担当の記者も見習ってほしい。

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