アートメイクとタトゥーの違いは?アートメイクは眉以外もできる?どこで受けるべき?【教えてドクター】

AI要約

アートメイクとタトゥーの違いは、主に深さにあります。アートメイクは真皮の少し下にインクを入れるため、2~3年で薄くなりますが、タトゥーは皮下組織までインクが入るため永久的に残ります。

アートメイクは消えるが、タトゥーは残る性質がある。アートメイクは専用の針を使用するが、最近はタトゥー用の針を使用することもある。

アートメイクは眉以外にもアイライン、リップ、ホクロなど様々な部位に施術することができる。また、額の生え際や頭皮にもアートメイクで理想的な形をつくることが可能。

眉毛が薄くて、描くのも苦手。アートメイクに興味があるのですが、あれってタトゥーとどう違うんですか?

「タトゥーとの大きな違いは深さです。基本的にタトゥーは、表皮のさらに奥にある真皮の少し下、皮下組織までインクを入れるため、分解されにくく、ほぼ永久的に残ります」(ジョン先生・以下「」内同)

アートメイクはタトゥーと違って消えるんですか?

「はい。アートメイクは表皮の若干下、真皮部分ではあるけれど、ある程度分解されるところにインクを入れるため、2~3年経ったら薄くなって、また入れ直す方が多いですね」

ちなみにジョン先生によると、アートメイクには専用の針があるそうですが、最近はマシンで針を入れる深さの調整ができるため、施術者によってはタトゥー用の針をアートメイクで使うこともあるそう。

「やはりタトゥーの方が歴史は長いですから、針のしなり具合や振動の具合など、タトゥー用の針には色々な製品があるようです。アートメイクだからアートメイク専用の針を使う、タトゥーにはタトゥー用の針を使う、というような線引きは今のところないですね」

アートメイクは、眉以外もできるのですか?

「アイラインやリップのほかに、好きな位置にホクロを入れたり、頭皮に色素を入れて毛髪があるように見せたりすることもできます」

友人が額の生え際の形を気にしているのですが、アートメイクで理想的な形にすることはできますか?

「はい。最近は20代や30代の女性がアートメイクで額の生え際の形を整える方も増えています」

頭皮のアートメイクには、線で描く「ヘアライン」という施術と、ドットで毛根を描く「SMP」という施術があります。「SMP」は当初、男性の薄毛治療として行われていましたが、最近は地肌の透け感が気になる女性にも人気に。地肌が見える隙間を埋めて頭頂部の黒さを自然に濃くするため、薄毛に見えない若々しい姿を取り戻すことができます。

「薄毛だけでなく、おでこを丸く見せたいとか、顔を小さく見せたいなど、顔まわりのコンプレックスを解消することもできますよ」