「必死の介護でした」 中村江里子さんの母が看取った大切な“家族” 寄り添う姿に「立派です」の声

AI要約

フリーアナウンサーの中村江里子さんが、母がお世話をしていた愛犬の死を報告。愛犬に献身的に寄り添っていた母に多くの声が寄せられている。

母が19歳2か月で亡くなった愛犬に長年の介護をし、その悲しみを乗り越えながら前を向いていく様子が描かれている。

愛犬の死を悼む友人や、母を励ますために食事に連れていくなど、周囲の温かいサポートに支えられている。

「必死の介護でした」 中村江里子さんの母が看取った大切な“家族” 寄り添う姿に「立派です」の声

 ペットは大切な家族の一員。別れには胸が痛み、喪失感を覚えます。フランス・パリでの暮らしを発信しているフリーアナウンサーの中村江里子さんは、自身のインスタグラムアカウント(eriko.nakamuraofficial)で、母がお世話をしていた犬が虹の橋を渡ったことを報告。献身的に愛犬を支えていた母に、多くの声が寄せられています。

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 4日の投稿で、数日前から東京へ来ていることを伝えていた中村さん。実は、東京へ来る1週間前に悲しい別れがありました。母の愛犬でチベタンスパニエルの「さり」ちゃんが、19歳2か月で天国へ旅立ったのです。

 チベタンスパニエルの寿命は12~15歳といわれています。中村さんの母は懸命にさりちゃんに寄り添い、とくにこの2年は、さりちゃんのことが心配で寝室で寝ることもなかったそう。「仕事をしながら、まさに自分の命を削るほどの必死の介護でした」と、中村さんは明かしています。

 そんな祖母へ、一緒に東京へ来ていた中村さんの息子は「さりちゃんが、ミーマ(孫たちは母をこう呼びます)とさようならすることを決めたんだね」と優しい言葉をかけました。そのひと言が「ほんの少しだけ、本当にちょっとだけ母の気持ちを和らげたみたい」と、中村さんは綴っています。

 母を見守っていたのは、家族だけではありません。中村さんの友人もさりちゃんの死を悼み、きれいな花を届けました。中村さんは花の写真を投稿し、「#周りの方々の優しさに」「#感謝の毎日」「#ありがとうございます」とのハッシュタグを添えています。

 最期まで、さりちゃんの介護を続けた母。元気をつけてほしいという思いで、中村さんは母を連れて食事へ出かけることに。介護と仕事に追われていた母を見て、「身体が一回り小さくなってしまったような」と胸を痛めます。

 しかし、母は少しずつ前を向き、食欲も出てきた様子。「この間は私達よりもお寿司をいただいたし、その調子 その調子」と中村さんは母にエールを送りました。

 食事を楽しみながら、穏やかな笑みを浮かべる母とのツーショットも公開した中村さん。コメント欄には「どうか気を落とさずに前向きになってくださいね 応援しています」「さりちゃんは大切にかわいがってもらってうれしかったと思います。お母様や周りのみなさんがお元気でいられるようにお空から見守っていると思います」「ペットは家族ですからね 最期を看取ってあげたお母様は立派です」などの声が上がっています。