「太鼓の達人」北米進出へ 「日本文化とゲームが融合」 訪日客に人気、楽曲は国内と同じ

AI要約

バンダイナムコアミューズメントは16日、ゲームセンターなどで楽しめるアーケードゲーム機「太鼓の達人」の北米地域での展開を11月に始めると発表した。

太鼓の達人は、2001年に稼働が始まり、バチ型のコントローラーを使って、楽曲のテンポに合わせて太鼓を叩くゲーム。

楽曲は日本版と変わらず、常に最新の曲が追加される仕組みで、外国人にも人気が高い。

操作方法はシンプルで誰でも楽しめる『太鼓の達人』。岩屋口治夫常務は、『日本の文化とゲームが融合したコンテンツとして、今後もワールドワイドに展開したい』とコメント。

バンダイナムコアミューズメントが北米で初めてアーケードゲーム機を展開することで、日本のアニメソングや楽曲を楽しめる新たなコンテンツが提供されることが期待される。

バンダイナムコアミューズメントは16日、ゲームセンターなどで楽しめるアーケードゲーム機「太鼓の達人」の北米地域での展開を11月に始めると発表した。同社が企画・開発した筐体(きょうたい)を同社の米国法人が生産・販売する。

太鼓の達人は、バチ型のコントローラーを使って、選んだ楽曲のテンポに合わせて筐体にセットされた太鼓を叩くことで遊ぶゲーム。2001年に稼働が始まった。日本国内のほか、アジア・オセアニア地域や中国でも稼働中。北米では04年、家庭用ゲーム機「プレイステーション2」向けに「Taiko:Drum Master」の名称でソフトが発売されたことなどがあったが、アーケードゲーム機は初参入になる。

楽曲は日本版と変わらず、外国人にも人気が高い日本のアニメの主題歌などが含まれている。オンラインで常に最新の曲が追加される仕組みだ。

太鼓という日本独特の楽器を題材にしたゲームだが、操作方法はシンプルで、バンダイナムコアミューズメント米国法人のジョン・マッケンジー代表取締役がコメントしたように、「誰でも楽しめるゲーム」だといえる。バンダイナムコアミューズメントの岩屋口治夫常務は「日本の文化とゲームが融合した『太鼓の達人』は、日本国内でも訪日外国人の方がゲームセンターで楽しくプレイされている様子を多く見かけるようになった。日本のアニメソングや楽曲を楽しめるコンテンツの一つとして、今後もワールドワイドに展開していきたい」としている。