憧れのキャンピングカー、まずはレンタルが正解? クルマと車中泊場所選びの極意とは。

AI要約

アウトドア好きが憧れるキャンピングカーは、購入を考えると初心者にはハードルが高い。

そこで今回、車中泊ライターharu.氏がキャンピングカーや車中泊場所の選定基準を若い夫婦にアドバイス。

手軽に試せるレンタカーを体験してみた!

アウトドア好きにとってキャンピングカーは憧れの乗り物だが、価格的に手を出しにくい。

レンタルを考える前に、キャブコンを体験することの重要性を示唆。

夫婦にレンタルしてもらい、実際の体験を通じて魅力を理解する。

キャンピングカーレンタルの予算や保険、車両サイズや設備、ETC車載器の有無など確認すべきポイントを指摘。

レンタル車両を決定する際の注意事項や確認事項も紹介。

憧れのキャンピングカー、まずはレンタルが正解? クルマと車中泊場所選びの極意とは。

アウトドア好きが憧れるキャンピングカーは、購入を考えると初心者にはハードルが高い。そこで今回、車中泊ライターharu.氏がキャンピングカーや車中泊場所の選定基準を若い夫婦にアドバイス。手軽に試せるレンタカーを体験してみた!

アウトドア好きにとってキャンピングカーは憧れの乗り物だ。しかし、キャンピングカーは価格的に手を出しづらいことも事実。「購入価格分きちんと活用できるのか」を考えると、一度も試さずに購入するのはハードルが高いといえる。

そこで今回、キャンピングカーに興味津々な夫婦にキャブコンをレンタルしてもらい、RVパークで車中泊を体験してもらった。

こちらの夫婦は、普段からキャンプに行くことが大好き。マイカーにキャンプ道具を積んで、近所でよくテント泊を楽しむそうだ。しかし、時間がないときや天候が悪いとき、遠方にキャンプに行こうと考えたときなどに「キャンピングカーがあればなぁ」と思うことがよくあるという。

さらにキャンピングカーそのものが高価で、1台500万円からで1,000万円を超える車両も珍しくないことを考えると、購入することは現実的ではないそうだ。クルマの維持費等を考慮すると、経済的に2台持ちは厳しい人は多いかもしれない。そこで今回、ふたりにはキャンピングカーのレンタルを試してもらうことになった。

レンタルであれば使用したいときに借りるだけで済むので、購入費用や維持費などの心配がない。また、キャンピングカーのレンタルサービスを提供する企業もこの数年で増えているため、好みの車両を選ぶことが可能だ。

そこで筆者のこれまでの経験をもとに、キャンピングカーレンタル、RVパーク選びで注意すべき点を紹介していこう。

キャンピングカーを借りる前に確認しておきたいことは、以下の5つ。

1.予算(車両レンタル費用×日数)

まず最初に、レンタル費用の予算を決めておきたい。1泊あたりの目安としては、軽キャンピングカーで8,000円~1万円、バンコンやキャブコンは1万5,000円~4万円程度。車両の装備や大きさによって価格に違いがあり、新しくて大きく、装備が充実している車両ほど高額になる。

2~3泊でレンタルする場合、単純に1泊のレンタル料金×日数になる場合が多いが、連泊割引を行っているシーズンやサービスもあるためその点も確認しよう。

2.自動車保険の有無

大型キャンピングカーの運転に慣れてない方は特に、万一の場合に備えて自動車保険がある車両をレンタルするようにしたい。

3.車両サイズと乗車(就寝)定員

軽自動車ベースの軽キャン、ハイエースなどのバンやワンボックスベースのバンコン、トラックベースのキャブコン、バスがベースのバスコンなど、キャンピングカーの車両サイズと種類は多岐にわたる。運転のしやすさや行き先、用途に合わせて選びたい。

また、キャンピングカー登録された車両(8ナンバー車)は、「就寝定員は乗車定員の3分の1以上」という決まりがある。同行者が何人か、全員が寝る場所があるかを要確認。

4.内装と設備

キャンピングカーの内装や設備についてもチェックしておこう。優先してチェックしておきたいのがベッド部分。バンクベッドや常設ベッドの大きさやアクセスのしやすさ、シート展開タイプのベッドなら、シートからベッドへの展開が容易かどうか。布団や枕の有無なども予約時に確認しておこう。

その他にはキッチン設備(冷蔵庫、電子レンジ、流し等)、エアコン・トイレの有無などもチェックしておきたい。特に夏の車中泊では、エアコンと冷蔵庫は必須装備だ。

5.ETC車載器やカーナビの有無

土地勘のない場所へ出かける場合は、カーナビの設置を確認。高速道路を利用する予定がある方は、ETC車載器も必要だ。

上記5つのポイントを確認し、レンタル車両を決定。

車両レンタル時には注意事項と合わせて、チェックポイントに間違いがないか、車内設備の使用方法なども合わせて確認しよう。