【もうすぐお盆】この夏おくりたい《お供えの花》3選。選び方のポイントも解説

AI要約

お盆に花を贈る際の選び方やポイント、おすすめの花3種について紹介。

ユリ、キク、グラジオラスの特徴や価格、お盆にふさわしい花の色について解説。

故人が好きな花を選ぶことも良いが、受け取る家族の気持ちも考慮して選ぶ。

【もうすぐお盆】この夏おくりたい《お供えの花》3選。選び方のポイントも解説

新盆見舞いとして、また先祖の墓前や仏前のお供え物として花を贈ろうと考えている人も多いのではないでしょうか。

花屋さんにおまかせするのも悪くありませんが、故人にふさわしい花を自身で選んで贈ってみるのもおすすめ。

そこで今回は、お盆に贈りたい花3種を参考価格とともに紹介していきます。

選び方のポイントも解説しますので、ぜひお盆の花選びにお役立てください。

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お盆に贈る花は、暑さに強くて花持ちが良い花を選ぶのが基本。

花の色は白・黄・紫(青)、または白・黄・紫・赤(ピンク)を組み合わせるのが一般的ですが、故人が亡くなってから日が浅い初盆・新盆は白や淡いピンクを基調にしましょう。

宗派によっては花の種類や色が決まっていることもあるので、事前に確認しておくのがおすすめです。

●《お供えの花 その1》ユリ

 ・学名:Lilium

 ・属名:ユリ科 ユリ属

洗練された上品な姿が魅力のユリの花。立体感のある蕾も存在感があり、盆花や仏花として大変親しまれています。暑さに強いので夏でも花持ちが良く、花束にしてもアレンジメントにしてもボリューム感が出るのも魅力のひとつ。自分で備えるときは花粉を落としてから飾ると周囲が汚れにくく、花も長持ちしやすくなりますよ。

※参考価格:1本あたり300円~800円前後

●《お供えの花 その2》キク

 ・学名:Chrysanthemum

 ・属名:キク科 キク属

盆花や仏花の定番とされているキクの花。昔から「邪気を祓う」との言い伝えがあり、また暑さにも寒さにも強く花の形も崩れにくいことから墓前や仏前にふさわしい花とされています。

厳麗な花姿の和菊やキュートな花を咲かせる洋菊などたくさんの品種があり、花の大きさや咲き方などもさまざま。故人が喜んでくれそうなキクがきっと見つかりますよ。

※参考価格:1本あたり200円~500円前後

●《お供えの花 その3》グラジオラス

 ・学名:Gladiolus

 ・属名:アヤメ科グラジオラス属

スラリと伸びた茎に沿って、縦並びに花を咲かせるグラジオラス。メインにも脇役にも使える汎用性の高い花で、花束に立体感を出したいときにも重宝されています。

下から順に開花していくため花が長く楽しめるのも人気の理由。華やかながらもスタイリッシュな雰囲気もあることから盆花や仏花に高い人気を誇っています。

※参考価格:1本あたり300円~500円前後

お盆に花を飾るのは、帰ってきた故人・ご先祖様の霊が花に宿るとされていることが理由です。

よって、故人が好きだった花を選ぶのも間違いではないものの、花を受け取るご家族の気持ちを考えることも大事なポイント。

本記事で紹介した花以外にも、暑さに強くて長持ちする花にはトルコギキョウやスターチス、カーネーションなどがあります。

ぜひ一緒に過ごした日々を思い出しながら、故人にふさわしい花を選んでみてくださいね。