武宮六段が棋院新理事長 囲碁、小林九段の後任

AI要約

囲碁の日本棋院は、小林覚九段の後任として武宮陽光六段を新理事長に選出した。

武宮陽光六段は、1998年にプロ入りし、囲碁界に新しい風を吹き込む意欲を示している。

日本棋院は創立100周年を迎える1924年に設立された囲碁の団体である。

 囲碁の日本棋院は9日、理事会を開き、任期満了で理事長を退任する小林覚九段(65)の後任に武宮陽光六段(47)を選んだ。任期は2年。

 武宮新理事長は東京都出身で1998年、プロ入りした。父は名人や本因坊などのタイトルを獲得し、「宇宙流」で知られる武宮正樹九段(73)。

 武宮新理事長は「囲碁界に新しい風を吹き込み、より一層愛され親しまれる棋院になれるよう、微力ながら努めてまいりたい」と抱負を述べた。

 日本棋院は1924年に創立され、17日に100周年を迎える。