【30代以下に聞いた】憧れる士業ランキング! 第2位は「税理士」、1位は?

AI要約

30代以下を対象にしたアンケートで、憧れる士業のランキングが発表されました。税理士が2位、弁護士が1位となりました。

税理士は税の専門家であり、税務関連業務をサポートする役割を担っています。税理士試験に合格するか実務経験を持つことが必要です。

一方、弁護士は法律の専門家であり、裁判や法的手続きに関わっています。司法試験やロースクール修了が必要な場合もあります。

【30代以下に聞いた】憧れる士業ランキング! 第2位は「税理士」、1位は?

 ねとらぼではアンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、全国の30代以下を対象に「憧れる士業」というテーマでアンケートを実施しました。

 士業とは専門の資格が必要な「~士」と付く職業を指します。その中でも、30代以下の比較的若い世代から憧れられているのはどの士業だったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう!

 第2位は税理士です。得票率は9.4%でした。税理士は字の通り税の専門家で、納税者が所得や納税額を正しく算出・申告できるようサポートする役割などを担っています。具体的には、税務署などへの申告や申請の代行(税務代理)、税務書類の作成、税務相談が主な業務です。

 税理士になるには、国家試験である税理士試験に合格するのが基本です。税理士試験合格者以外にも、税理士事務所などで「租税または会計に関する事務」の実務を2年以上経験した人や、弁護士および公認会計士の資格保有者も税理士として登録できます。なお、税理士試験は毎年8月ごろに行われています。

 第1位は弁護士でした。得票率は全体の6割近い58.7%です。弁護士は法律の専門家で、裁判をはじめ、法律に関するさまざまな手続きや相談などに携わっています。

 かつては、弁護士になるには非常に狭き門であった司法試験(旧司法試験)に合格しなければなりませんでした。2023年の司法試験の合格率は45.3%ですが、現在は法科⼤学院(ロースクール)で一定期間の課程を修了するか、司法試験予備試験に合格しなければ司法試験を受験できません。