白龍がお出迎え 品川区の蛇窪神社 路上感撮

AI要約

東京都品川区の蛇窪神社は、白いヘビを神様として崇拝する珍しい神社であり、立身出世の象徴として崇拝される龍に姿を変えた8メートルの鉄筋コンクリート製の龍が目を引く。

神社は元亨3年に創建され、龍の制作は昭和47年に行われ、面白い造形が話題となり、巳年には多くの初詣客が訪れた。

来年も期待される来場者数が高い中、龍は鳥居の横で参拝者を迎える姿が続く。

白龍がお出迎え 品川区の蛇窪神社 路上感撮

白いヘビを神様としてまつる全国的にも珍しい東京都品川区の蛇窪神社。ヘビは立身出世の象徴として崇拝される同系色の龍に姿を変え、鳥居の横で参拝者を迎えている。

神社は鎌倉時代の元亨3(1323)年に創建された由緒を誇る。龍は全長8メートルの鉄筋コンクリート製で、昭和47年に社殿を移設した際、工事を取り仕切ったとび職人の故・真鍋勝さんが製造したという。

「自宅前でつくっているときは近所で面白がられたそうです」と斉藤泰之宮司(50)。ユーモラスな造形がネットなどで話題となり、前回の巳年に当たる平成25年には、あまたの初詣客が押し寄せた。令和に入って初めて迎える来年も、〝長蛇の列〟ができそうだ。(写真報道局 安元雄太)