湿度と気温にやられるこの時期に…【梅雨だるを解消!】体と気持ちを軽くする全身ストレッチ

AI要約

梅雨時期は日照時間の減少や気圧の変化、湿度の高さなどが原因で気持ちが滅入りやすい

体を動かすと交感神経が優位になり、セロトニンの分泌が増えて気分がスッキリする

英雄のポーズⅠはストレス解消や倦怠感の軽減に効果があり、心身をリフレッシュする

湿度と気温にやられるこの時期に…【梅雨だるを解消!】体と気持ちを軽くする全身ストレッチ

梅雨時期のジメジメプラス、夏のような暑さで、気分が滅入っている人も多いかもしれません。そんな時こそ、体を大きく動かす宅トレで、体も気持ちもリフレッシュしましょう!

■梅雨時期に気持ちが滅入る原因

梅雨時期になると気持ちがふさぎ込みやすくなる主な原因として、以下の3つが考えられます。

・日照時間の減少

曇りや雨が続いて日照時間が減ると、気持ちを安定させるセロトニンが減少します。セロトニンが作られなくなると、イライラしたり落ち込んだりします。

・気圧の変化

低気圧が続くと、自律神経が乱れやすくなります。

・湿度の高さ

湿度が高いと、自律神経が乱れやすくなります。

■体を動かすと気持ちもスッキリ

梅雨時期は低気圧が続くので、自律神経のうちの副交感神経が優位になりがちです。だるさを感じたり、やる気が起きなくなったりするのは、副交感神経が優位になることで、常に体が休息状態になっているためです。

■■交感神経を優位にしよう

体を動かすと、心身ともに活動的になる交感神経が優位になります。それだけでなく、体を動かすことは、心の安定に関わるセロトニンの分泌を増やしてくれるとも言われています。日照時間が減ってしまう梅雨時期は、室内で体を動かす習慣をつけましょう。

■気持ちが前向きになる「英雄のポーズⅠ」

全身を大きく動かすヨガの「英雄のポーズⅠ」は、ストレス解消や倦怠感の軽減などに効果があります。上半身を反らすポーズなので、胸や肩甲骨まわりの筋肉がほぐれ、呼吸もしやすくなります。気持ちをスッキリさせたいときに、ぜひトライしてみてください。

①両足を、肩幅の1.5~2倍ほど広げて立ちます。右のつま先を外側に向け、左のつま先を少し内側に向けます。

②上半身の軸を中心に保ったまま、右ひざを軽く曲げて踏み込みます。その時、右ひざがつま先よりも出ないように気をつけてください。また、右ひざが内側に入らないように意識しましょう。内側に入ってしまう場合は、ひざを曲げる角度を緩めてください。

③おへそとお顔を右へ向けます。伸ばしている左脚の力が抜けないように、上半身の軸は真ん中を保ったままにしてください。

④息を吸いながら、両手を天井方向へ上げます。目線は斜め上を向き、上半身を軽く反らします。

⑤呼吸をしながら、30秒ほどキープをします。反対側も同じように行います。

ライター/上村ゆい(ヨガ講師)