地域活性化や所得向上につながる取り組みを表彰 「ディスカバー農山漁村(むら)の宝アワード」、8月9日まで受け付け

AI要約

地域活性化や所得向上に取り組む優良な事例を選定・発信する「ディスカバー農山漁村(むら)の宝アワード」の第11回選定が始まった。

応募条件や過去の受賞事例、選考方法などについて詳細が紹介されている。

選定された団体や個人には優秀賞や特別賞が贈られる予定である。

8月9日まで応募が受け付けられ、選定結果は10月~11月に公表される予定。

グランプリや各部門の優秀事例は都内で開催される式典で表彰される予定である。

過去の受賞事例には地域の資源を活用する取り組みや農福連携などがあり、各地で活動が評価されている。

地域活性化や所得向上につながる取り組みを表彰 「ディスカバー農山漁村(むら)の宝アワード」、8月9日まで受け付け

 地域活性化や所得向上に取り組む優良な事例を選定・発信し、他地域への波及を目指す「ディスカバー農山漁村(むら)の宝アワード」(第11回選定)の募集が、このほどスタートした。8月9日(金)まで受け付けている。農林水産省主催。

 「団体部門」・「個人部門」の2部門。「①美しく伝統ある農山漁村を次世代へ継承する取り組み」「② 幅広い分野・地域との連携により農林水産業・農山漁村を再生する取り組み」「③国内外の新たな需要に即した農林水産業を実現する取り組み」のいずれかに該当する事例を幅広く募集。自薦・他薦は問わず、「団体部門」と「個人部門」の重複応募もできる。過去に選定された団体・個人の再応募は不可。ただし、過去に選定された団体の構成員が「個人部門」で応募することは可能。また、過去に地方版「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」に選定された団体・個人は再応募できる。

 応募資料をもとに有識者懇談会で総合的に審査し、30地区程度を優良事例として選定。その中から、「団体部門」は、所得向上や雇用創出の取り組みを行っている団体を「優秀賞」(ビジネス・イノベーション部門)、関係者の連携による活動で地域に活力をもたらす取り組みを行っている団体を「優秀賞」(コミュニティ・地産地消部門)として選定し、表彰する。「個人部門」は、リーダー的な活躍をしている者を「優秀賞」(個人部門)として選定し、表彰する。また、部門を問わず、優良事例の中で最も優れた取り組みを「グランプリ」、分野ごとに先鋭的な取り組みを「特別賞」として選定し、表彰する。

 「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」特設Webサイトに応募要項・有識者懇談会委員メンバーなど詳細を掲載。サイト内の応募フォームに必要事項を入力、応募用紙(Wordファイル)を添付して応募する。選定結果は、10月~11月ごろに特設サイトなどで公表する。選定された地区には、公表後に都内で開催する選定証授与式で選定証を授与し、交流会に招待する予定。 過去のグランプリに、第10回(令和5年)・大田商工会議所(島根県大田市)「隠れた資源を磨き上げ域内消費拡大へGO!」、第9回(令和4年)・株式会社沖縄UKAMI養蚕(沖縄県今帰仁村)「未来へ紡ぐ小さな村の農福連携と沖縄シルク」などがある。