ビジホ好きケンコバを魅了した「お風呂の張り紙」の言葉とは?おひとりプロデューサーのまろがインタビュー

AI要約

「ケンコバのほろ酔いビジホ泊 全国版」は、ケンコバヤシさんがビジネスホテルを巡り、独自の楽しみ方を紹介する番組。

番組ファンのまろさんとのインタビューで、ケンコバさんのビジネスホテル愛や斬新な視点などが明かされる。

ビジネスホテルの魅力として、施設の便利さや温かいサービスが挙げられる。

ビジホ好きケンコバを魅了した「お風呂の張り紙」の言葉とは?おひとりプロデューサーのまろがインタビュー

 BS朝日で放送中の「ケンコバのほろ酔いビジホ泊 全国版」は、ビジネスホテルをこよなく愛するケンドーコバヤシさんが、日本全国津々浦々のビジホにチェックインし、夜の街に繰り出して一杯やる、という番組。番組ファンだというおひとりプロデューサーのまろさんは、6月7日に発売した著書『おひとりホテルガイド』で、「ケンコバ流・ビジネスホテルの楽しみ方」についてインタビィーしている。

 インタビューには、ケンコバさんならではのちょっと変わった楽しみ方や、迷えるひとりホテルビギナーへの“金言”など、ケンコバ節がたっぷり詰まっている。『おひとりホテルガイド』の発売を記念して、ここに全文を公開したい。

***

まろ 番組、いつも楽しく拝見しています!ケンコバさんがビジネスホテルに注目するきっかけは何だったのでしょう?

ケンコバ 職業柄、いままでいろいろなホテルに泊まってきたけど、駅から近くて便利で、施設によってはサウナがあって、居心地もちょうどいい。自分にとっては、高級なホテルよりもビジネスホテルのほうがいいんじゃないかなと思ったんですよね。

まろ 最近泊まってよかったところはどこですか?

ケンコバ 実はつい一昨日も泊まったんですけど、熊本のドーミーイン(天然温泉六花の湯 ドーミーイン熊本)。最高でしたね。全ての施設の全部のお風呂に張り紙があって、露天風呂に「虫さんや葉っぱさんが紛れ込んでくることがあるので、そっとすくい上げてください」って書いてあるんですよ。なんて素敵なんだって思いました。優しいでしょ。僕は子どもができたら、最初に連れてくるべき所はここちゃうかなって思うんですよね。

まろ (笑)。確かに葉っぱに「さん」付けしたことはなかったです!植物だって生きているんだと。

ケンコバ そう、大切なことを改めて教えてもらいました。露天風呂で。まろ そういうケンコバさんの着眼点が好きです。番組でもお部屋の備品チェックをされていますよね。

ケンコバ いろいろ面白いところがあるんですよ、市販のメモ帳をそのまま置いていたりね。こういうのが意外とあるんです。今日泊まっているところも、見てくださいよ、こののティッシュの箱、見てくださいよ。むき出しのティッシュ箱、実家以外で見ることないでしょう。ホテルってだいたい、ケースとか付けますよね。そういうところがいいですよね。

まろ 確かにホテルではあまり見ないスタイルですよね(笑)。