広島駅周辺にアパホテルが続々と開業! 「広島を盛り上げていきたい」 進出の狙いとは!?【アナたにプレゼン・テレビ派】

AI要約

広島駅周辺で展開するアパホテルの建設が進行中で、2028年までに4つの新しいホテルがオープン予定。

アパホテルが広島に注力する理由は、広島市の活況や駅前再開発にある。元谷一志社長は今後もホテル数を増やし、最大3000室まで拡大する計画。

外資系ホテルも広島駅周辺に進出予定だが、アパホテルは競争ではなく共存を目指す方針。

広島駅周辺にアパホテルが続々と開業! 「広島を盛り上げていきたい」 進出の狙いとは!?【アナたにプレゼン・テレビ派】

広島テレビのアナウンサーが気になるテーマを自ら取材してお伝えする『アナたにプレゼン』。宮脇靖知アナウンサーが、広島駅周辺で建設が進むアパホテルについてをお伝えします。

広島で展開するアパホテルの開業している場所と、今後開業予定を地図で見ると、全部広島駅周辺にあり、街中にはないことが分かります。

全国およそ800以上のホテルを展開するアパホテルが、広島駅周辺にホテルを建設する狙いについて、社長の元谷一志さんに話を聞きました。

■アパグループ社長兼CEO 元谷一志さん

「広島が政令指定都市20ある中でですね、非常に勢いがある市であるということと、今、駅前再開発でかなり人が動いていることもございますし、エリアで面を取るという政策を取っておりますので。」

5月に工事が始まった2028年開業予定のアパホテル&リゾート「広島駅前タワー」は、広島駅とつながる地上32階の超高層タワーで、屋上に展望プールを設けるほか、全600室を備えます。7月には広島駅の北口に、294室を備えた「広島駅前新幹線口」がオープン。10月にはマツダスタジアムへと続くカープロード沿いに「広島駅前スタジアム口」を開業する予定です。また、県内最大700室以上を備える「広島駅前大橋」に加え、その向かいにある「広島駅前」ホテルを秋に改修することで、県内のホテルチェーンとしては初めて2000室を超えます。

■アパグループ社長兼CEO 元谷一志さん

「札幌、仙台、広島、福岡の中で、仮に1ヶ月間ずっと満室だとしたら、単価はいくらになるかという指標があるんですけれども、その指標トップの数字をこの札幌・仙台・広島・福岡の中で上げてるっていうことは、まだホテルの数が足りないっていうふうに見えます。そういった面においては、私の見立てとしては3000室ぐらいまではいけるんではないかなというふうに見ております。」

一方で、2027年には広島駅前に国際的なホテルチェーン「voco広島」が、中区三川町には「マリオットホテル」と、外資系ホテルのオープンが予定されていることについては…

■アパグループ社長兼CEO 元谷一志さん

「競争というよりは、共同してやっていきたいなと思うんですけれども、価格帯によっても当然私どもが狙う層と、マリオットさんが狙う層とちょっと違います。vocoさんも違うと思うのでですね、私どものマーケットの中でしっかり存在感を出して、共同して広島を盛り上げていきたいというふうに思っております。」