各地の手仕事を紹介 京都で「暮らしに溶け込む 手仕事展」

AI要約

地域の個性や文化を継承する手仕事に注目が高まる中、京都髙島屋S.Cでは手仕事展を開催する。

27店舗の手仕事作品が紹介され、伝統と現代感覚が融合した作品が展示される。

帽子やアクセサリー、家具など様々な手仕事品が販売され、地域の個性と文化を伝える貴重な機会となる。

各地の手仕事を紹介 京都で「暮らしに溶け込む 手仕事展」

 地域の豊かな自然や文化芸術などの強みを生かした付加価値の高い体験型観光への関心が高まる中、地域の個性や文化を継承する「手仕事」への注目が高まっている。そこで、京都髙島屋S.C(京都市)では、「暮らしに溶け込む 手仕事展」を6月26日(水)~7月1日(月)に7階催会場で開催する。伝統を受け継ぎながら、今のライフスタイルや感性に合わせて進化し続ける全国27店舗(初登場9店舗)の手仕事を紹介する。

 初登場の店舗・作品を一部紹介。「仙台木地製作所」(仙台市)は、「伝統こけし 青 草花文」(高さ約24㎝、3850円、3点限り)を出品。今まで使われてこなかった「青」の染料を使用し、伝統的な絵付けをしたこけしだ。「錫高」(福岡市)は、木目を繊細に彫り込み何度も調整をかけ仕上げた錫製のグラス、「WOODグラス」(約径8×高さ7㎝、2万4200円、現品限り)を紹介する。光の加減でいろいろな風合いを見せるという。価格はいずれも税込み。

 その他にも、帽子やブレスレット・ネックレス・バッグ・ツインベンチなども。手仕事だから、早く大量には作れないが、地域の個性や文化を伝えていく貴重な存在だ。開催は施設の営業時間に準じる。最終日は19時閉場。