藤井聡太八冠、叡王戦に敗れ七冠に後退―全冠保持は254日 : 歴代の複数タイトル棋士の偉業を振り返る

AI要約

将棋の藤井聡太八冠が叡王戦で挑戦者に敗北し、八大タイトル全冠制覇の記録は終わった。

複数のタイトルを獲得した棋士たちの偉業を振り返る。

藤井聡太が全タイトルを独占した際に記録した偉業について紹介する。

藤井聡太八冠、叡王戦に敗れ七冠に後退―全冠保持は254日 : 歴代の複数タイトル棋士の偉業を振り返る

将棋の藤井聡太八冠(21)=棋王・王将・竜王・王位・叡王・棋聖・名人・王座=が6月20日、叡王戦で挑戦者の伊藤匠七段(21)に敗れた。昨年10月、将棋界初となる八大タイトル全冠制覇を達成した藤井叡王だったが、「叡王」のタイトル防衛はならず、「七冠」となった。全冠保持記録は254日、タイトル戦無敗は22期で止まった。複数のタイトルを獲得した棋士たちの偉業を振り返る。

将棋界には現在、8つのタイトル(竜王・名人・王位・王座・棋王・王将・棋聖・叡王)がある。2023年11月10日も藤井聡太八冠が誕生し、全タイトルを独占した。全タイトル制覇は、羽生善治九段が1996年に七冠(当時は7タイトル)を達成して以来で、これまで2人しか達成していない。

達成日:2023年10月11日(21歳2カ月)

達成日:1996年2月14日(25歳4カ月)

*2017年までは、タイトルが7つ(叡王を除く)だったため、全タイトルを制覇した。現在、タイトルは保持していないが、タイトル戦で連続または通算して既定数を獲得した棋士に与えられる永世称号を7大タイトルで獲得し、史上初の「永世七冠」の資格を持った。永世称号は原則として、引退後に名乗る。

達成日:2023年6月1日(20歳10カ月)

達成日:2024年6月20日(21歳11カ月)

達成日:1994年12月9日(24歳2カ月)

達成日:2023年3月19日(20歳8カ月)

達成日:1963年2月2日(39歳10カ月)

達成日:1978年2月6日(30歳5カ月)

達成日:1993年8月18日(22歳10カ月)

達成日:2022年2月12日(19歳6カ月)

達成日:1960年9月20日(37歳6カ月)

達成日:1973年9月5日(26歳0カ月)

達成日:1985年1月8日(41歳6カ月)

達成日:1992年2月28日(29歳10カ月)

達成日:1993年7月19日(22歳9カ月)

達成日:2021年11月13日(19歳3カ月)