【難読地名】「地元民しか読めない!」と思う福岡県の市町村名ランキング! 60代以上男性の2位は「直方市」、1位は?

AI要約

福岡県で「地元民しか読めない」と思われる市町村名についてのアンケート結果を紹介。

第2位は直方市で、かつて東蓮寺村として知られ、藩名の由来もある。

第1位は築上郡上毛町で、大分県との県境に位置し、合併した際の名前の由来も明かされた。

【難読地名】「地元民しか読めない!」と思う福岡県の市町村名ランキング! 60代以上男性の2位は「直方市」、1位は?

 ねとらぼでは、2024年5月6日から5月13日までの間、「『地元民しか読めない』と思う福岡県の市町村名は?」というアンケートを実施していました。

 たくさんのご投票、ありがとうございました! 今回は60代以上の男性から投票いただいた193票の結果を紹介します。福岡県の市町村名の中で、「地元民しか読めない」として多くの支持を集めたのはどの市町村だったのでしょうか。さっそく見ていきましょう。

 第2位は、福岡県北部に位置する「直方市(のおがたし)」でした。北九州市小倉南区や八幡西区、飯塚市などと市域を接しています。

 現在の直方市の中心部は、かつて東蓮寺という寺があったことから「東蓮寺村」と呼ばれていました。1623年に初代福岡黒田藩主・黒田長政が亡くなり、その遺言で東蓮寺村に支藩として「東蓮寺藩」が置かれましたが、1675年に「直方藩」へと改名します。これは藩内にあった「能方村」の読みを取ったもので、中国の古典から縁起の良いとされる「直方」をあてたそうです。

 第1位は、福岡県の東端に位置する「築上郡上毛町(ちくじょうぐんこうげまち)」でした。大分県との県境に位置し、生活圏は大分県中津市と共有していることが特徴のひとつです。

 2005年に新吉富村と大平村が合併し、「上毛町」が生まれました。郡名である「築上郡」は、1896年にかつての「築城郡」「上毛郡」が合併した際に双方の頭文字から取ったのが由来とのこと。現在の町の名前も、「上毛郡」から名付けられたそうです。