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信じていた人間に捕まえられた!怒り爆発!野良猫つみれちゃん 「絶対に許さない」…家族との絆は再び築けるのか
神奈川県のK家で人慣れ訓練中の猫のつみれちゃんは怒っています。家族と一緒に寝ることを拒否し、部屋の隅にいる。家族をじーっと眺めるつみれちゃんに対し、お母さんは気長に待っている。
つみれちゃんは野良猫から家族の一員になった。初めて会った時、名前を呼んでも反応しなかったが、お水をあげることで親しみを持つようになった。
近所の家からは子猫を連れたつみれちゃんが出てきたが、その子どもが1匹だけであることにお母さんは不安を感じる。猫を家に迎えることも検討するが、お父さんが猫嫌いであるため苦悩する。
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神奈川県のK家で人慣れ訓練中の猫のつみれちゃん(推定2歳)は怒っています。怒っているから、家族の誰とも一緒に寝ませんし、いつも部屋のすみっこにいるんです。部屋のすみっこから、家族の様子をじーっと眺める。
そんなつみれちゃんをお母さんは、「いつか分かってくれる」と気長に待っています。だって、それまでも話せば分かってくれていたからです。つみれちゃんがお外で暮らしている時から、たくさんお話をしてきました。たくさんお話をしたから、今、お家につみれちゃんがいます。
つみれちゃんとお母さんが初めて出会ったのは、2023年3月ごろ。初めて猫カフェに行って3日後に、お家の庭にひょろっと現れました。首輪がついておらず耳カットもされていないので、恐らく野良猫です。
つみれちゃんは遠くから見ると、なんだか鰯のつみれっぽい。だから、お母さんが「つみれ」と呼び始めると、3人の子どもたちも呼ぶように。すると、つみれちゃんも自分の名前だと認識し始めました。
そうなると、俄然愛着がわいてきます。「ご飯をあげたい!」と思いましたが、K家の人たちは思いとどまります。お家の子にすると決めた猫じゃないと、ご飯をあげてはいけないと知っているから。
でも、お水ぐらいなら良いかなと思い、ボウルにお水を入れて庭に置きました。
「お水、ここにあるからね」
お母さんはつみれちゃんに声をかけます。つみれちゃんは嬉しそうにお水を飲んでくれました。
そんな日々が2カ月ほど続いたある日のこと。近所の家からつみれちゃんがひょっこり出てきたのです。どうやらこの家でご飯をもらっているよう。しかも、つみれちゃんの後ろで子猫がぴょんぴょん跳ね回っているではありませんか。
「つみれちゃんの子ども?見せてほしいな」
お母さんがこう言うと、つみれちゃんは子猫を連れて近寄ってきてくれました。その姿の可愛いこと。
「紹介してくれるの。ありがとう」
嬉しいものの、この時つみれちゃんが連れてきたのは1匹だけ。本来ならもっと沢山子猫がいても良いはずなのに、もしかして…。お母さんは今まで以上につみれちゃんが気になるようになりました。
気になったとしても、どうして良いのか分かりません。思い切ってつみれちゃんを家に迎えようとも思いましたが、実はお父さんが猫嫌い。もんもんと悩みながら、お母さんは猫カフェに行ったりX(旧Twitter)で猫の投稿を見たり過ごしたりするようになります。