50歳を前に「手放してよかったもの」3つ。“来客用布団”を処分して心もスッキリ

AI要約

50歳をひとつの目安に、身の回りのものを整理することが提案されています。子育てが終わり、ライフスタイルの変化が落ち着いた時期に、不要なものを手放すことでスッキリとした生活を送ることができます。

キッチンや手芸用品など、特定のカテゴリーごとに整理をする際には、今後使うか不明確なものや手入れがしにくいもの、あまり使わないものなどを基準にして手放すことが提案されています。

具体的な例として、お弁当グッズや手芸用品、来客用の布団などを整理し、不必要になったものを手放すことで、スペースを確保し、メンテナンスの手間を減らすことができました。

50歳を前に「手放してよかったもの」3つ。“来客用布団”を処分して心もスッキリ

50歳をひとつの目安に、身の回りのものを整理してみませんか。子育てがひと段落して、ライフスタイルの変化が落ち着くと、「もう手放していいもの」がはっきりしてくるもの。キッチングッズや趣味のものなど、身近なものから手をつけてみては。 ESSEフレンズエディターで整理収納コンサルタントの奥田明子さんが、手放してスッキリしたものを紹介します。

鍋や調理器具、キッチンツール、食器、古くなったタッパーや食材など、ものが増えがちなキッチン。ときどき見直しをして、整理をしたいものです。

40代後半に改めて見直したのが「お弁当グッズ」と「お菓子づくりに使うグッズ」です。その際、手元に「残さない」と決めた判断基準にしたのが、以下のこと。

・将来使うか、現時点ではっきりしないもの

・手入れがしにくくて、さまざまな用途に使えないもの

・年に1回使う頻度に満たないもの

たとえば、娘が小学生のときに使っていたお弁当箱やかわいいクッキーの型は、これから使うことがないので手放しました。一方で、シンプルなケーキやクッキーの型は、ときどきお菓子をつくるので残しています。

娘が小さいときにハマっていたのが、子ども服をつくったり編み物をすることでした。当時、手芸をするうえでいちばん楽しかったのは、買い物をすること。なにをつくるかあれこれ考えると、わくわくしたものです。

もっとも、買ったもののいくつかは、結局引き出しの中にしまいこんでいました。そのうちつくるだろうと思ったまま…。

そうしてたまっていった、大量の布。50代を迎えるにあたり、オークションサイトやフリマアプリで少しずつ手放していきました。また、一部の手芸用品はソザイクルというサイトで寄付をしました。

しまいこんだままよりも、だれか使ってくれる人がいたほうが布も幸せでしょう。ちなみに、とても気に入っている布や毛糸は手元に残しています。

来客用の布団をどうするか、とお悩みの方も多いのでは?

20年前結婚したとき、わが家には1組だけ来客用布団がありました。50代を前に、処分しようか迷いましたが、ちょうど普段使いの私の布団が古くなってきたので、来客用布団を普段使いに下ろしました。

元々使っていた布団は処分。これで結果的に、「来客用の布団を持つ」という仕組みはやめたことになります。おかげで、押入れの布団のスペースにあきができることに。また、来客用の布団を干すといったメンテナンスの手間を減らすことができました。

そもそも、わが家はほとんど来客がないので、もし必要であればレンタルを利用したいと考えています。

ものを「もつ」「手放す」に正解はありません。ただものを使わず、ただもっているだけというのがもったいないと感じます。自分で暮らしにあわせて少しずつものと向き合うことで見つけていくものだと思います。手放しやすい基準は人それぞれ。この記事が少しでも参考になりましたら幸いです。