“本の街”にできた通好みの角打ち「Soif Tokyo(ソワフ トウキョウ)」@神保町

AI要約

ナチュラルワイン「ナチュール」のムーブメントが定着しつつある中、神保町にある「Soif Tokyo」では良心価格で稀少な銘柄を楽しむことができる。ハンドメイドの「ザルト」のグラスで至高の一杯を楽しめるこのお店では、ヨーロッパの生産者から直接仕入れたワインや地元の食材を楽しむことができる。

ワインのストーリーや飲み頃を的確に教えてくれるお店「Soif Tokyo」では、生きた飲み物としての個性豊かなナチュラルワインを楽しむことができる。店主の窪田裕介さんがこだわり抜いた空間で、ワインと食事を愛する人々が集まる。

「Soif Tokyo」は、北杜市の有機栽培農家の野菜や地元のコーヒーなど、食べ物にもこだわりを持つお店だ。ワインと共に楽しめる食材のラインナップも豊富で、食道楽の店主が厳選したメニューが並ぶ。

“本の街”にできた通好みの角打ち「Soif Tokyo(ソワフ トウキョウ)」@神保町

ムーブメントが定着しつつあるナチュラルワイン「ナチュール」。とは言っても何を選び、どう味わうのが最適解か、イマイチわからない人も多いのでは? そんなあなたに、稀少な銘柄が良心価格で飲め、購入もできる“角打ち”スタイルのお店をご紹介。今回は、神保町にある「Soif Tokyo(ソワフ トウキョウ)」をご案内します。

ハンドメイドの「ザルト」のグラスで至高の一杯を

■ワイン、そして食へのたぎる思いがそこかしこに

ワイン愛好家がわざわざ通う山梨県北杜市にある「Soif」の2号店は角打ちスタイル。店主の窪田裕介さんは、自然とともに生きる生産者の哲学を伝えながらワインを楽しむ空間を設けた。毎年ヨーロッパの生産者を訪ね、直接話を聞いた造り手のワインを中心にセレクト。飲み頃まで寝かせた“今日”が飲み頃のグラスワイン¥1100~はまるで生き物のようなみずみずしさ。

北杜市の有機栽培農家の野菜や「AKITO COFFEE」ほか、食道楽の店主が太鼓判を押す食材もそろう。

■DATA

東京都千代田区神田神保町1の42の15 1B

☎03(6803)3203

営業時間:13時~21時

定休日:土日月+不定休

日本では“極力自然に近い形で栽培したぶどうを用いてワインを醸造したい”という造り手の考えや手法を反映したワインをさすことが多い。個性的かつ“生きた飲み物”ゆえ、ワインのストーリーや飲み頃を的確に教えてくれるお店を選びたいもの。英語では「ナチュラルワイン」とも言う。

撮影/千鶴 取材・原文/広沢幸乃 構成/渡辺敦子 

※BAILA2024年7月号掲載