東京駅が誇る「東京弁当」が一新! 浅草今半に舟和…東京の老舗7店の味を詰めた駅弁は感動のおいしさ

AI要約

東京の老舗7店舗の味を1つのお弁当に詰め込んだ「東京弁当」は約4年半ぶりにリニューアルされ、より完成度が高まった一品となっている。

おかずの数々は『浅草今半』や『魚久』、『舟和』などの名店の味が詰まっており、購入時の価格に一瞬躊躇するものの期待を込めて購入される。

おかずの美しさに満足しつつ、「ぎんだら京粕漬」や他の名品を味わい、東京都内の老舗の味を存分に楽しめる一品である。

東京駅が誇る「東京弁当」が一新! 浅草今半に舟和…東京の老舗7店の味を詰めた駅弁は感動のおいしさ

 東京の老舗7店舗の味を1つのお弁当に詰め込んだ「東京弁当」。2002年から販売を開始し根強い人気を誇りますが、実は約4年半ぶりのリニューアルしました。

 おかず、ご飯、掛紙も一新したそうで、よりお弁当としての完成度を高めた一品となっているのでしょうか? 実際に購入して味わってみました。

 購入する時に、「お弁当に2000円」と一瞬怯みましたが、『浅草今半』や『魚久』、『舟和』など、一度は聞いたことがある名店の名が連なっていますので、期待を込めて持ち帰ってきました。

 今回の主なリニューアルポイントは、『人形町・魚久』の「ぎんだら京粕漬」へ、ご飯は「宮城県産ひとめぼれ」に変更しています。

 買う時に一瞬躊躇した分、目に飛び込んできた美しく並んだおかずの数々に満足感を得られました。内訳は『日本ばし大増』の「江戸うま煮」、『酒悦』の「つぼ漬」、『浅草今半』の「牛肉たけのこ」、『魚久』の「ぎんだら京粕漬」、『すし玉青木』の「伊達平焼」、『新橋玉木屋』の「白佃煮あさり」、『舟和』の「芋ようかん」と、本来なら主役を張れる名品揃いです。

 まずはお品書きとおかず一つひとつを眺め、眼福を味わってから、今回リニューアルしたという「ぎんだら京粕漬」を一口。ぎんだらはふっくらとジューシーに焼かれていて、京粕の風味がご飯を進ませます。

『日本ばし大増』の「江戸うま煮」は、改めて煮物ってこんなに美味しかったのか……と感動すら覚える味わい。『新橋玉木屋』の「白佃煮あさり」はこれぞ江戸の味という老舗の底力を感じる一品でした。

「東京弁当」は、お弁当としての構成も良くまとまっていて、よくぞ老舗7店舗の味を集約させてくれましたと再評価したい一品です。長年愛されている理由にも納得でした。

 東京都民にこそ、都内の老舗の味を一挙に味わえる「東京弁当」をぜひ食べてみてもらいたいですね。