モツ&ホルモン本格ブーム到来か? スーパーで買える「モツホル」商材3種食べ比べ

AI要約

「モツホル」商材が静かなブームとなりつつある中、スーパーマーケットで見つけた3種の商品を食べ比べ。最初は群馬のブランド「雷太郎」の「ジャン辛もつ煮」を紹介。

「雷太郎」の「ジャン辛もつ煮」はニンニクとスパイシーな辛みが香ばしく、濃厚なコクと旨み、白もつのコリコリ食感が楽しめる。

ハイレベルなモツ煮をスーパーマーケットで手軽に購入できることに喜びを感じる。

モツ&ホルモン本格ブーム到来か? スーパーで買える「モツホル」商材3種食べ比べ

「ゆで次郎」の別業態「もつ次郎」が各地で絶大な支持を得るなど、ここに来て静かなブームとなりつつあるモツ、そしてホルモン。近年では一般的なスーパーマーケットでも、これら「モツホル」商材を扱っているのをよく見かけるようになり、静かなブームから本格ブームになるのではないかとも思える昨今です。

ところで、モツとホルモン…一見同じように思いますが、モツが牛・豚・鶏の内蔵全般を指すのに対し、ホルモンは牛・豚の腸に限定して指すことが多いようです。ただし、いずれに共通するのは、「内蔵具材」をそのまま仕入れても臭みとりなどの下処理が結構大変で、手間がかかるところ。

こういった手間を考えると、前述のような「モツホル」商材は、「温めるだけ」「味付けするだけ」などで簡単に口にできるのがありがたく、家飲み・家ご飯の時間がより豊かになります。

そこで今回は、スーパーマーケットで見つけた「モツホル」商材3種を食べ比べしてご紹介。それぞれの味わいの特徴に迫りたいと思います。

まず最初は、群馬のブランド「雷太郎」による「ジャン辛もつ煮」からいただきます。

近年静かに盛り上がるモツ煮ブームのきっかけとも言える「上州もつ煮」の個性を踏襲し、ブレンド味噌やニンニクでコク深い味わいに仕上げている「雷太郎」。前橋市の本店では、持ち帰りのみの営業にもかかわらず、地元で絶大な支持を誇っているとのこと。また、これ以外にも関東エリアのスーパーマーケットや物産館などでも販売されており、比較的入手しやすいのも特徴です。

「雷太郎」の「もつ煮」は、「ジャンもつ煮」「ジャン辛もつ煮」の2種がありますが、筆者は『サミット』で売っていた「ジャン辛もつ煮」のほうをチョイス。

パッケージごと湯煎すること10分、しっかり温まった「ジャン辛もつ煮」を器に盛ると、すでにニンニクとスパイシーな辛みが香ばしく立ち上がりました。

さっそく口にすると、これが激ウマ! 強烈な辛みに加え、後からジワジワ押し上げる濃厚なコクと旨み、そして白もつのコリコリ食感が美味。言うまでもなくビールなどのお酒のおつまみはもちろん、ご飯も止まらなくなる勢いです。

こんなハイレベルのモツ煮をごく優等生的なスーパーマーケット『サミット』で買えるとは……良い時代になったと嬉しく思いました。