[教習指導員が解説]失敗しない教習所の選び方

AI要約

口コミだけに頼らず、自分にとって適切な教習所を選ぶためには客観的な視点が必要。

教習所の雰囲気や指導方針を見学してみて、自分に合った環境かどうかを確認。

指導員だけでなく、客層も重要な要素になるため全体の雰囲気をチェック。

[教習指導員が解説]失敗しない教習所の選び方

ネット上で教習指導員として活動していると、「教習所には悪い思い出しかなく、通うのが苦痛だった」という話を聞くことがよくあります。そんな経験をする人が一人でも減らせるように、失敗しない教習所の選び方について今回は解説します。

今日日ネットの口コミを一切見ずに教習所を選ぶ方は少ないかと思いますが、口コミを参考にし過ぎるのもあまりおすすめできません。

たとえば、軽い冗談を交えながら指導する指導員に対して「フレンドリーで良かった」と感じる方もいれば「ふざけながら指導していた」と感じる方もいます。

また、厳しく指導する指導員に対して「真剣に向き合ってくれた」と感じる方もいれば「生徒に対して偉そう」と感じる方もいます。

このように口コミというのはあくまでも主観であり、一見するとネガティブな口コミであっても自分にとっては好条件なんてこともあり得ます。

なので口コミは、ネガティブな意見があるからと一蹴せず「自分にとって適切な教習所なのか」という視点でチェックするようにしましょう。

多くの教習所は入校していなくてもコース外から教習風景を見ることができるので、選択肢に入っている教習所の雰囲気は一度はチェックしておくべきです。

なぜなら、教習所によって教習生に対してどのような対応をするのか、方針が大きく異なるからです。

教習生に対して優しい雰囲気でフレンドリーに指導する教習所もあれば、正反対に厳格な指導を行う教習所もあります。

こう聞くと、フレンドリーな指導の方が好印象に思えるかもしれませんが、どちらの雰囲気の方が集中して指導を受けられるかは人によって異なります。

なので、受付も含めて、教習所全体の雰囲気というのにも着目すべきかと思います。

また、シュミレーター教習や学科教習は他の教習生と合同で行う場合もあるため、見学の際は指導員だけではなく客層もチェックすることをおすすめします。