「おにクル」来館100万人突破、開館194日目で達成

AI要約

大阪府茨木市の文化・子育て複合施設「おにクル」が開館から半年余りで来館100万人を突破した。100万人目の来館者は、ドイツ在住の菅原康一さん一家で、市長も祝福に駆けつけた。

市は当初年間50万人の来館を目標にしていたが、平日は4千~5千人、土日祝日は1万人超が訪れ、新たな市のランドマークとして親しまれている。

「おにクル」は総工費約165億円をかけて建設された地上7階建ての複合施設であり、子供広場や図書館、ホールなどが人気を集めている。市長は今後も居心地のいい空間を目指す意向を示している。

「おにクル」来館100万人突破、開館194日目で達成

大阪府茨木市の文化・子育て複合施設「おにクル」が来館100万人を突破した。昨年11月26日のオープンから194日目での到達となった。

記念すべき100万人目の来館者となったのは、ドイツ・ベルリン在住の菅原康一さん(40)一家。一時帰国中で友人から「子供を遊ばせる場所があるから一緒に行こう」と誘われて、6日正午頃に家族4人で訪れたという。「100万人目と聞いてビックリしました。子供が5歳と2歳で小さいので遊ばせたい」と信じられない表情を見せた。福岡洋一市長も祝福に駆けつけ、おにクルグッズや招待券などが贈られた。

市によると、当初は年間50万人の来館を目標にしていたが、平日は4千~5千人、土日祝日は1万人超が訪れる市の新たなランドマークとして親しまれている。

おにクルは、市民会館の跡地に総工費約165億円をかけて建設。地上7階建てで、吹き抜けのエスカレーター「縦の道」が貫き、館内のさまざまな施設がオープンスペースを通じて融合した「立体的な公園」を目指している。子供広場「もっくる」や図書館「おにクルぶっくぱーく」などが人気を集めており、大ホールや多目的ホール、プラネタリウムなどもある。

開館から半年余りで100万人到達に、福岡市長は「市外からの利用も多く、予想以上の人気になっている。これからもつながり作り、かかわり作りを広げて居心地のいい空間を目指したい」と話していた。