東芝、「東芝未来科学館」一般公開を6月で終了。同社事業がtoB移行のため
AI要約
株式会社東芝は、神奈川県川崎市幸区のラゾーナ川崎東芝ビルにある「東芝科学館」の一般向け公開を終了する。今後は事業顧客やパートナー向けに限定公開し、イノベーション・パレットで情報発信を行う。
一般向けの公開終了は、東芝グループの事業ポートフォリオの変化に伴い、館のあり方を再検証した結果とされる。
東芝科学館は、1961年に開設され、産業遺産の保存や科学技術教育の推進などの機能を担ってきたが、館内イベントは終了し、一部活動は継続される予定。
株式会社東芝は、神奈川県川崎市幸区のラゾーナ川崎東芝ビルにある「東芝科学館」の公開を6月29日で終了する。今後は事業顧客やパートナー向けに限定して同館を公開するほか、小向事業所内の研究開発新棟「イノベーション・パレット」で先端科学技術や事業の情報発信も行なうという。
一般向けの公開終了理由について、同社は「東芝グループの事業ポートフォリオがBtoCからBtoBへ移行していることに伴い、東芝未来科学館のあり方を改めて検証した」結果としている。
同館は1961年11月に同社小向事業所内に開設し、2014年現在地に移転。「先端科学技術・事業の情報発信」「産業遺産の保存・歴史の伝承」「科学技術教育・啓発活動の推進」の3機能を担っており、「川崎さいわい少年少女発明クラブ」の運営、サイエンスショー、館内イベントの開催などを実施していた。同館の一般公開終了後は「川崎さいわい少年少女発明クラブ」をCSR活動の一環として継続させる意向だが、館内イベントなどは終了する。
