ガーミン、衛星通信で位置情報や写真も送れる「inReach Messenger Plus」

AI要約

ガーミンジャパンが新しい通信衛星コミュニケーター「inReach Messenger Plus」を発売

写真やボイスメッセージの送信が可能な第2世代のinReachテクノロジーを搭載

緊急時のSOS機能やバッテリー駆動時間、料金プランなどについても詳細に解説

ガーミン、衛星通信で位置情報や写真も送れる「inReach Messenger Plus」

ガーミンジャパンは、通信衛星コミュニケーター「inReach」の最新モデル「inReach Messenger Plus」を9月27日に発売する。価格は83,800円。inReachシリーズは、イリジウム衛星を使った衛星通信機器の総称。スマートフォンの電波が届かない場所でもコミュニケーションデバイスとして活用できる。

「inReach Messenger Plus」には、より高速・大容量データを送信できる第2世代のinReachテクノロジーをシリーズ初搭載。これにより、写真やボイスメッセージの送信が可能になった。

位置情報を常に発信可能で、グループ登山の仲間や家にいる家族・友人、バックアップチームへのより詳細な情報送信や、現地からSNSへのリアル配信など、コミュニケーションの幅が広がる。テキストメッセージは最大1,600Byte(日本語の場合533文字)を送信できる。

MIPディスプレイを搭載し、デバイス上からプリセットメッセージを送信したり、送信したテキストメッセージを確認できる。メッセージの入力等は、対応するスマートフォンとペアリングした専用アプリ「Garmin Messenger App」によって行なう。

緊急時のSOSは、ボタンを押すだけで発信し、誤動作を防ぐ保護キャップ付き。SOS信号は、Garmin応答センターに届けられ、要救助者の位置情報や現在の状況など救助要請に関する情報を、救助組織へ提供。救助が行なわれるまでの間、救助活動の状況についての最新情報を緊急連絡先にも提供し、救助が行なわれるまでサポートする。

バッテリー駆動時間は10分おきのトラッキング機能を作動した状態で稼働時間約600時間。IPX7の防水性、「MIL-STD-810」準拠の堅牢性を兼ね備える。アプリを介して、マップ表示やナビゲーション機能、天気予報などの情報も活用可能。本体サイズは7.8×6.4×2.3cm。重量は117.2g。

衛星通信を利用するためには、別途サブスクリプションプランへの加入が必要。料金は個人向けセーフティープランの年間払いで月額11.95ドル。1カ月単位の契約も可能で、月額料金は14.95ドル。