バイデン氏、FRBの利下げ継続予想 0.5%下げ「良いニュース」

AI要約

バイデン米大統領は、連邦準備理事会(FRB)が利下げを継続し、国民の生活コストを抑える取り組みを続ける考えを示した。

バイデン氏は金利が低下する見込みで、インフレ率が目標に近づいていることを強調し、FRBの利下げに肯定的な姿勢を示した。

バイデン氏はパウエルFRB議長との会話がなかったことを明かし、政府内部のコミュニケーションに関する状況も明らかになった。

バイデン氏、FRBの利下げ継続予想 0.5%下げ「良いニュース」

Andrea Shalal Nandita Bose

[ワシントン 19日 ロイター] - バイデン米大統領は19日、連邦準備理事会(FRB)が利下げを継続するとの見通しを示した。政権として国民の生活コストを抑える取り組みを続ける考えも示した。

ワシントンのエコノミック・クラブで講演し「金利はまさに低下するところで、今後さらに低下する見込みだ。われわれは良い位置にある」と語った。

インフレ率がFRBの目標である2%にかなり近づいているとし、18日までの連邦公開市場委員会(FOMC)で決めた0.50%ポイントの利下げは「消費者にとって良いニュース」と評した。

ただ、「われわれにやるべきことはまだある」と続けた。

バイデン氏はこの日、大統領に就任して以降、パウエルFRB議長と話したことがないとも発言。

これについて国家経済会議(NEC)のブレイナード委員長は、バイデン氏がパウエル議長と金利について話したことはないと説明した。