ドージコイン、ネットワーク活動の増加を記録──強気相場を示唆

AI要約

ドージコインのネットワーク活動が大幅に上昇しており、トランザクション件数が増加している。

ピーク水準は下回っているものの、ユーザーエンゲージメントが活性化しており、価格の上昇に期待がかかる。

一方、先物取引の未決済建玉は横ばいで、新規資金の流入は見られない状況。

ドージコイン、ネットワーク活動の増加を記録──強気相場を示唆

ネットワーク活動の大幅な上昇は、ドージコイン(DOGE)の上昇に賭けているトレーダーにとっては良いニュースとなる可能性がある。ドージコインは、柴犬コイン(SHIB)の影響を受けて発行されたもので、数十億ドル規模の類似のミームコインの中では時価総額が最大。

IntoTheBlockのデータによると、過去1週間のネットワークのトランザクション(取引)が193万件を超え、柴犬コイン、フロキ(FLOKI)、ペペ(PEPE)などの他の人気トークンを上回った。

Dogecoin processed 1.93 million transactions last week, marking the highest weekly transaction count since early July.

Although still well below the February peak, this uptick is a promising sign for the $DOGE network. pic.twitter.com/9WfNMAaEZo

— IntoTheBlock (@intotheblock) September 17, 2024

これは7月初旬以来のドージコインの週間トランザクション件数としては最大で、ドージコインへの関心と使用が復活していることを示している。データによると、ドージコインは一貫して他のミームコインよりも多くのトランザクション件数を維持している。

しかし、現在のトランザクション件数は2024年これまでに記録したピーク水準を依然として下回っている。ピークの2月に観測された週間トランザクション件数は1000万件を超えていた。

トランザクションの急増は、ユーザーエンゲージメントが復活した可能性を示唆するものだ。普及拡大やトレード活動の増加の兆候である可能性があり、価格の上昇につながる。

しかし現時点では、休暇期間と全般的に横ばいの市場の中で、7月下旬以降はドージコインの先物取引は概ね安定している。コイングラス(CoinGlass)のデータによると、先物取引の未決済建玉は5億ドル(約700億円、1ドル140円換算)前後で推移しており、新規資金がドージコイン市場に流入していないことを示している。

|翻訳・編集:林理南|画像:Dogecoin Foundation|原文:Dogecoin Records Bump in Transaction Activity, Points to Bullishness for DOGE