SASEようやく市場普及か? 国内の認知度は約半数、導入率は2割に

AI要約

SCSKは、国内企業におけるSASE実態調査2024年度版の結果を発表。認知度、導入率が昨年比で大きく前進。

調査結果によると、SASEの認知度は前年比13.7ポイント上昇し、導入企業も増加。市場普及が進展しているとしている。

調査は国内企業のネットワーク・セキュリティ担当者309名を対象に実施された。

SASEようやく市場普及か? 国内の認知度は約半数、導入率は2割に

SCSKは、国内企業における「SASE実態調査 2024年度版」の結果を発表した。昨年比で認知度、導入率とも大きく前進している。

 SCSKは、2024年9月5日、国内企業における「SASE(Secure Access Service Edge)実態調査 2024年度版」の結果を発表した。

 

 同調査では、SASEの認知度は「45.3%」と、2023年の31.6%から13.7ポイント上昇、日本国内でのSASEの認知度が向上している現状が明らかになっている。うち、「よく知っている」と答えた企業は2023年の5.9%から10.7%に、「ある程度知っている」と答えた企業は2023年の25.7%から34.6%と上昇している。

 

 さらに調査では、SASEを導入する企業が、2023年の1割から2割に達している。SCSKは、キャズム理論上では、アーリーアダプター(13.5%)のキャズムを超え、「SASEが市場普及に入っている」としている。

 

 同調査は、国内企業のネットワーク・セキュリティ担当者309名に対して実施された。

 

文● ASCII